六界全史
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六界全史
ja
2023-11-03T17:05:07+09:00
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六界全史
https://w.atwiki.jp/6war/pages/1.html
2023-11-03T17:05:07+09:00
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フランツィスカ
https://w.atwiki.jp/6war/pages/474.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/furantulisuka.JPG)
**基本情報
-名前 フランツィスカ・シェレンベルク
-生没 [[アルファ]] (1680~1741)
-出身 [[ティネゼリア]]帝国
-種族 ハーフ([[翼在りし者]]、[[人間]])
-性別 女
**略歴
代々神官をつとめるシェレンベルク家の次女として生まれる。
素直で平凡だった姉とは正反対であり、両親に対して反発を繰り返す攻撃的な性格であり、[[法術]]の才能に恵まれた為15歳のころにはもはや両親の魔力をも凌駕し、手がつけられなくなっていた。
シェレンベルク家には小さな図書館に匹敵する書庫があったが、そこには破壊の[[神座]] である[[ガウデバ]]に関する書物が眠っていた。
長い間誰の目にもつかずに埃をかぶっていたその書を見つけ出したフランツィスカは、古文書を自室に隠し[[ガウデバ]]を見つけることを目的にしていたといわれる。
1700年ごろに家を出て、[[ティネゼリア]]の治安維持部隊へ入隊、[[ルーン]]国との国境付近でレジスタンス狩りや密偵狩りで多大な成果を挙げ、幹部にまで出世する。
功績をあげるその裏で、逮捕したレジスタンスや密偵に必要以上の拷問と虐待を加えていたが、この組織では拷問も虐待も合法であったためそこまで問題とはならなかった。
だが、同僚ですら眉を顰めるその姿に、彼女の残虐な性格がよく現れていたといえる。
1737年に[[ティネゼリア]]国が[[ロヴェリア遠征]]の準備を始めると、古文書の情報からその地に眠っていると思われる[[ガウデバ]]を探すチャンスがきたと治安維持部隊を退官し、[[ロヴェリア遠征]]に従軍して、密かに永久凍土の中で眠っていた[[ガウデバ]]を見つけ出す。
だが、その巨体は彼女一人で掘り起こしたり輸送できるような存在ではなかったこともあり、彼女は自分と共にこの破壊神とも呼べる危険な玩具に魅了され、協力してくれる権力者を探す為、まずは[[ヴァン・フレイ]]国に入国する。
しかし、[[ヴァン・フレイ]]首都の街角でぶつかった男と口論になり炎の法術で攻撃、男を全身火傷の半殺しの目にあわせ、通報から駆けつけた警備隊から逃亡するも、2時間後に疲弊したところを逮捕された。
そこで、囚人部隊を指揮する[[ゴトラス]]に見初められ、自由と引き換えに囚人部隊への参加を要請されると、ここで手柄をあげれば国の上層部へ近づけるチャンスと囚人部隊へ参加。
[[ノスタル高原の戦い]]に従軍すると、[[ゴトラス]]の指示を無視して[[ガライザラ]]の騎馬隊を炎の法術で追い返す。
勝手な行動を[[ゴトラス]]から咎められるも、フランツィスカはむしろ敵を撃退した自分に感謝しろと猛反論するが、[[ゴトラス]]に叱責され、表向きは受け入れたが、内心で彼に激しい恨みを抱く。
[[フェローラの戦い]]では強襲部隊に従軍、砦の局地戦で「敵兵を逃すな」という指令を必要以上に守り、逃走する守備兵への虐殺を行うやりすぎな面もあったが、戦いそのものは勝利したため、戦功によって罪状は消滅、以後の身の振り方の自由を手に入れたフランツィスカは、[[ヴァン・フレイ]]国で協力者は見つけられないと悟り、[[クレアティボ]]国へと渡る。
[[クレアティボ]]国に仕官したフランツィスカは、発言権を得るため、戦略会議に出席する将軍に賄賂を渡し戦線を拡大させ自身の戦功をあげる機会をつくる。
[[レフティアの戦い]]でもその戦いぶりは変わらず、わずか200名の法術部隊で次々と敵部隊を打ち倒すも、部下を省みない戦い方は消耗も激しく後衛の部隊と交代したときにはその数はわずか40人になっていた。
その後、味方の防衛網を破って突撃してきた[[アストリア]]国軍の勢いを見て、これは止めきれないと悟ると迎撃を指示し自らは翼を使い逃亡、見捨てられた40名の残存兵は[[アストリア]]軍の突撃で壊滅した。
本陣まで逃げ戻ると、浮き足立っていた本陣部隊の一部を勝手に指揮して追撃して来た[[アストリア]]国軍を撃退し、[[レフティアの戦い]]は幕を閉じる。
戦後処理で味方を見捨てて逃亡したことを非難されるも、本人は悪びれもなく「たった40名の兵では、食い止められないのは明白、だったらそれを盾にして時間を稼ぎ、後衛の遊んでいた兵力を有効に使って撃退したほうが確実だった」と、非を認めるどころか逆に浮き足立っていた本陣部隊の指揮官を非難した。
結果的に、200名の部下を全滅させながらもその倍以上の損害を[[アストリア]]国軍に与えていたため、この行為は不問となった。
その後、[[アストリア]]国へ攻め込むために必要な橋頭堡として[[レセッソ]]国へ攻め込むが、この時も占拠して利用する筈だった敵軍の砦や食料を気まぐれで燃やし、指揮官[[アドス]]と正面から対立、疎まれた挙句僅かな兵で敵軍の前に送り出されるという戦死を期待される作戦を受ける。
彼女は自分を一旦戦死したことにさせ、密かに[[クレアティボ]]国に帰還、それまでの接触から自身の協力者になる可能性を秘めた[[リルム]]に、破壊をつかさどる[[神座]][[ガウデバ]]の存在を知らせる。
[[リルム]]は病的なまでの潔癖症で、穢れの消えない世界ならなくなってしまえばいいという過激な考えを心の奥底に隠していた。
それを見抜いていた[[フランツィスカ]]は、[[ガウデバ]]という存在により彼女の奥底に眠る願望を目覚めさせ、これ以後[[リルム]]の最も信頼する重鎮となり、国内での発言力を強める。
こうして、ついに[[ガウデバ]]の発掘に力を貸してくれる国を見出したフランツィスカはその力を手に入れ、1741年[[ヴァン・フレイ]]国との決戦である[[リーズライディの戦い]]に参戦。
この時、総指揮官[[ヴェスパー]]を差し置いて、[[リルム]]から[[ガウデバ]]を好きに扱っていいという密命を受けていた為、彼女はついにこの破壊神を戦場に投入、[[ヴァン・フレイ]]国軍を恐怖のどん底に落としいれ、かつての私怨のある[[ゴトラス]]を見つけ出し討ち取るが、[[ガウデバ]]が眠りより完全に覚醒し「寝ぼけ状態」の自分に好きに命令をし続けていたフランツィスカに怒りを感じ、彼女を捕まえるとそのまま握りつぶしてしまう。
自分が眠りから目覚めさせた相手に恩を仇で返された形となったが、それはまさしく彼女の人生そのものを投影していた。
**人物
-性格は残虐で冷酷、[[フェローラの戦い]]では逃走する守備兵を虐殺、[[レセッソ]]国境戦では敗走する[[レセッソ]]国軍を待ち伏せしたフランツィスカは、負傷兵も残らず焼き尽くし壊滅させた。
-上記の行動から後世の歴史でも悪女として名高く、負の歴史を紹介した書籍等ではたびたびその名前が出てくる。
-フランツィスカの血統についてだが、父は[[人間]]で、その両親もともに人間である、母は[[翼在りし者]]だが[[魔族]]と翼在りし者のハーフであったことがわかっている。姉は翼を持たないが、魔族の血が強く出た人間と魔族のハーフの特徴を示しており(1816年に140歳で病没)、シェレンベルク家は複雑な混血であったことがわかる。
**関連項目
-[[LUNATIC DESTINY]]
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF)
2023-11-03T17:02:42+09:00
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メニュー
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**物語
-[[LUNATIC DESTINY]]
-[[蜉蝣戦記]]
-[[The End of ELEGY]]
-[[VALKYRIE CHILDREN]]
-[[LOST MOON FLEET]]
-[[CHAOS CROWN]]
-[[久遠草]]
-[[Seven Prison]]
-[[DANCING PHANTOM]]
-[[真説妖狩巫女伝奇]]
-[[BLADE of NIGHTMARE]]
-[[Slave Gear]]
**人物
-[[物語別登場人物一覧]]
-[[蜉蝣戦記武将一覧]]
**世界
-[[六界]]
-[[アルファ]]
-[[ルーイガルド]]
-[[ザールック]]
-[[レイトン]]
-[[ラドリザン]]
-[[ガーマス]]
-[[六界地図>http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/map/index.html]]
**一覧
-[[用語一覧]]
-[[戦闘一覧]]
-[[都市一覧]]
-[[称号]]
-[[文献]]
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF)
2023-11-03T15:56:52+09:00
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ミスリート
https://w.atwiki.jp/6war/pages/341.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/elegy/zairyou/map.JPG,left)
&bold(){概要}
----
ミスリートとは、[[ラドリザン]]、[[ユーラスティ大陸]]中央部(通称[[アレシア大陸]])に存在する都市。
&bold(){歴史}
----
-1100年頃 未開の地であったが、[[ガルデス]]共和国が開拓し、ミスリートに町を作る。
-1268年 [[ガルデス]]共和国の[[アレシア]]連邦参加により、連邦領土となる。
-1450年 大規模な病の流行と、そこから発生した飢饉により都市の放棄が決定され、人々は中央に強制移民。以後この地は無人となり荒廃し、その歴史を閉じる。
&bold(){関連項目}
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-[[The End of ELEGY]]
-[[都市一覧]]
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
2022-08-31T15:21:42+09:00
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リオステリアの戦い
https://w.atwiki.jp/6war/pages/705.html
**概要
リオステリアの戦いとは、[[アルファ]]1740年3月、[[ガライザラ内乱]]において行われた戦いである。
**戦闘に至るまでの背景
&image(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/19.JPG)
[[ガライザラ内乱]]は、[[シオン]]の引き抜き工作により、[[バシュタルク]]派閥にいた部族長[[トルキアス]]が、[[シオン]]側に寝返った。
[[トルキアス]]は[[シオン]]の父[[ゴルギウス]]に心酔していた為、[[シオン]]にその幻影を見た為であった。
これに怒った[[バシュタルク]]は、部下である[[ディノス]]に兵を与えてついに本格的な武力衝突を迎えていた。
しかし、[[ディノス]]は[[シオン]]の奇襲を受けて半壊、かろうじて脱出するが、怒り狂った[[バシュタルク]]によって斬り捨てられた。
初戦に勝利し、士気上がる[[シオン]]率いる[[黒耀騎兵団]]であったが、所詮は先発隊を撃破しただけの前哨戦であり、依然として兵力の差は[[バシュタルク]]軍に遠く及ばなかった。
だが、[[ガライザラ]]の兵士達は、戦いとは神が勝者を選ぶものという、信仰に近い思いをこの時代においても未だもっていた。
この未発達な部分は、兵法を学んだ将が両軍共に数えるほどしかいないという事もあって、戦いの結末をほとんど運任せにする短所と同時に、兵士達が少しでも迷信めいた敗北の予感を感じれば、いかなる将の説得をもっても聞き入れずに四散し、兵力差を一瞬にして覆すという長所も含めていた。
[[シオン]]は、[[ガライザラ]]で数少ない「兵法」を学んだ将であり、全軍を防御に徹する陣形をとらせ、敵軍を待ち構えていた。
**両軍の戦力
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''|
|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/garaizara.PNG)~~[[バシュタルク]]軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/garaizara.PNG)~~[[シオン]]軍|
|>|>|>|>|CENTER:総兵力25000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力12000|
|>|>|>|>|CENTER:[[バシュタルク]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[シオン]]|
|>|>|>|>|CENTER:|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''|
|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/basyutaruku.PNG,55,55)~~[[バシュタルク]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,55,55)~~|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,55,55)~~|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,55,55)~~|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,55,55)~~||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sion.PNG,55,55)~~[[シオン]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ikuruteli.PNG,55,55)~~[[イクルテイ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/teliana01.PNG,55,55)~~[[ティアナ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/middogarutu.PNG,55,55)~~[[ミッドガルツ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/sonota/syougun9.PNG,55,55)~~[[トルキアス]]|
**戦闘経緯
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/20-2.JPG)
戦いの前、敵の軍勢の多さに不安を感じ始めた兵士達をみた[[シオン]]は、腐りかけた肉をくくりつけた馬を数頭敵陣に放った、すると、それを好物とする「黒翼烏」が[[バシュタルク]]陣の上空で旋回をはじめる。[[ガライザラ]]ではこの鳥は地獄の使者と呼ばれ、戦いに負ける陣に降り立つという迷信があったため、[[シオン]]は迷信を逆手に取り、兵士達を落ち着かせた。
[[シオン]]と[[バシュタルク]]は、騎馬民族の戦いの風習にのっとり、最初に両者が前線に出て言葉を交わし、その後時間を決めて両軍が正面から激突する。
[[バシュタルク]]軍は数にまかせて乱雑に攻め込み、[[シオン]]はそれを陣形で受け流しつつ反撃の機会を狙っていた。
前述の通り、兵法の概念をもたない[[バシュタルク]]陣営は、大軍を一気に殺到させたため、味方同士が進軍の邪魔をし合い、数ほどの動きを見せず、ワイバーンの[[陣形]]で待ち受ける[[シオン]]軍に迎撃されていた。
しかし、兵法を知らないのは[[シオン]]陣営も同じ事で、敵が迫ってくるのに前進せず待ち構えよという命令は、彼らには理解できず、不安を煽っていた。
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/20-3.JPG)
そんな中、[[トルキアス]]部隊に攻撃が殺到しはじめる。
これは、仲間同士が進軍を邪魔していた[[バシュタルク]]陣営が、流れに流れて偶発的におきたことだが、これを自分に対する報復攻撃とみた[[トルキアス]]が、恐怖心から突如降伏を申し出て、そのまま[[バシュタルク]]陣営につく。
これにより、ワイバーン[[陣形]]の翼をもがれた[[シオン]]陣営、[[シオン]]は瞬時にこの後おきる展開を先読みし、損害が最小限なうちに撤退した。
最後の一兵になるまで戦うのが常識だった[[ガライザラ]]において、この素早い撤退は[[バシュタルク]]の疑念を呼び、罠を警戒して追撃戦を行わなかった。
**戦いの結末
[[バシュタルク]]は、[[トルキアス]]、更に捕虜の兵士たちを見せしめとして処刑した。
[[ディノス]]に続いて[[トルキアス]]まで処刑されたこと、更に捕虜の処刑方法があまりにも猟奇的だったことにより、[[バシュタルク]]の元で戦っても未来はないと考え始めた各騎馬民族長は、次々と[[シオン]]の元になびいた。
これまで旗色を鮮明にしていなかったコルト、ボア、ミルシアといった部族長が次々と[[シオン]]の元に馳せ参じ、更に[[バシュタルク]]の後方を固めていたメイスが[[シオン]]と繋ぎをとろうとした、これを知った[[バシュタルク]]は怒り、メイスを一族もろとも斬り殺すが、その方法もまた非道だった為、更なる「人離れ」のスパイラルに陥っていた。
「勝利して人を失った[[バシュタルク]]、敗北して人を手に入れた[[シオン]]」、この戦いは双方の人間の器の差を見せ付ける結果となった。
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF)&image(画像ファイル名または画像URL)
2020-10-24T13:39:13+09:00
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エリス (蜉蝣時代)
https://w.atwiki.jp/6war/pages/1401.html
#image(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/erisu.JPG)
**基本情報
-名前 エリス・ハーベスト
-生没 [[アルファ]] (658~718)
-出身 [[ゾリメック]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 女
**略歴
[[ゾリメック]]国に代々仕えた内政官の家に生まれる。
[[サリーア]]と同じ年に生まれた事もあり、表向きは主従関係ではあるが、プライベートでは親友、もしくは姉妹のような交流をしていた。
[[サリーア]]と同じく平和を夢想し、乱世の世となった事に心を痛めるが、[[ネモリアの戦い]]においては[[サリーア]]を守るために参戦するなど、常に彼女の傍らで補佐し続けた。
帰順によって[[ロードレア]]国の将になってからもしばらくは内政官として勤めていたが、[[レイ]]との結婚をきっかけに職を辞して民となる。
その後も[[サリーア]]との付き合いは生涯変わることなく続き、[[ゾリメック城の戦い]]においては、将ではないものの夫[[レイ]]を補佐する形で協力する。
710年に[[サリーア]]が病没すると、体調を著しく崩すが一度は持ち直す。
しかし、718年に夫[[レイ]]が亡くなると、後を追うようにエリスも没した。
**人物
-[[ゲーリー]]国の[[リディアニーグ]]が、[[ゾリメック]]国を自国に抱き込む策謀を巡らせていた頃、策の一環として、[[サリーア]]だけではなくエリスも[[アゾル]]国の兵に扮した暗殺者に襲わせるというものがあった。実行はされなかったが、この時彼女の存在がそれだけ要人として認識されていた証拠である。
-彼女の残した日記が後世発見されたが、当時の[[ゾリメック]]国の風土から民衆の祭り、更に将軍たちの私生活や[[サリーア]]の人となりについて詳細に書かれているため、歴史資料としても価値が高い。
-[[サリーア]]と並び、「ゾリメック城の二輪華」とうたわれるほど美人であり、彼女との結婚を狙う男は多かったが、父が「自分が認めた男以外との結婚はありえない」と、それらは全て跳ね除けられている。[[レイ]]との交際や結婚は彼女の意思であり、父親は当初反対をしてはいたが、最終的には認めてくれたと前述の日記に記されている。夫婦仲は睦まじく、子供は男子1人、女子2人に恵まれている。
**関連項目
-[[蜉蝣戦記]]
#image(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF)
2018-04-25T04:51:30+09:00
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ドゥバ
https://w.atwiki.jp/6war/pages/325.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/doluba.JPG,left)
&bold(){基本情報}
----
-名前 ドゥバ・メレース
-生没 [[アルファ]] (652~711)
-出身 [[ルディック]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 男
&bold(){略歴}
----
[[ルディック]]国将軍、[[ゾイ]]の副将を努めていた。
[[バルディゴス討伐連合軍]](684)を迎え撃ったときは、[[ゾイ]]から別働隊を託され、集結のため行軍中の[[ゾリメック]]国に奇襲を仕掛けて[[ナッシュ]]を敗走させている。
その後、[[カルディス]]によって[[ロー・レアルス]]国が建国されると、[[ゾイ]]と共に[[カルディス]]の元に馳せ参じる。
[[レザベリアスの戦い]](692)では、伏兵の可能性を考え、先発した[[ゾイ]]に注意を促そうと向かうが、僅かに間に合わず[[ゾイ]]は伏兵によって戦死、ドゥバは後任として部隊長に任命される。
副将としても優秀だったが、彼の本来の才覚が頭角を表すのはこの頃からであり、与えられた任務を忠実にこなしつつ、現場の判断と指揮にも優れていた為、国境の危険地帯を中心に、情勢に合わせて各地を転戦した。
[[ロードレア]]国軍が[[シャリアル]]国へ向かっていた際には、[[リューグ]]国の[[キルレイツ]]と共に手薄となった[[ロードレア]]国境強襲を発案して実現させる。
この戦い自体は、[[キルレイツ]]との作戦の食い違いから連合軍が瓦解し、戦果をあげることなくすぐに引き上げるものの、[[ロードレア]]国軍を帰国させるという当初の目的は十分に果たす。
この時軍議で[[キルレイツ]]と口論となった二人は、抜刀して数太刀斬り合うが、その腕は互角であり、周囲の将軍に諫められてかろうじてその場は納まったという。
[[ヴェリアの大遠征]]迎撃では、ひたすら守りを固めて相手を疲労させるという精神をすり減らせる任務を成し遂げ、705年の[[メファイザスの逆遠征]]にも主力部隊として参加している。
[[メファイザス]]死後は、混乱する[[ロー・レアルス]]国をよくまとめ、[[ロー・レアルス]][[将星将軍]]となり、[[ベルザウス]]、[[ルー]]達と共同会議によって国の方針を決定するという共和制度の原形を発案して国をまとめるが、711年[[ルディックの陣]]で、燃え盛る[[ルディック]]城と運命を共にした。
&bold(){関連項目}
----
-[[蜉蝣戦記]]
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
2014-03-08T17:11:57+09:00
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ディルセア
https://w.atwiki.jp/6war/pages/388.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/delirusea.JPG,left)
&bold(){基本情報}
----
-名前 ディルセア・スエルシーダ
-生没 [[アルファ]] (671~735)
-出身 [[イージル]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 男
&bold(){略歴}
----
無から生まれた[[ベルザフィリス]]国は、出自を問わず一芸を持つ者が次々と登用された。山賊上がりの伏兵隊長、漁師上がりの艦隊司令官、農民上がりの[[五舞将]]と、その出身に統一性はない。
その極めつけが、流浪上がりの軍師ディルセアであるが、彼らを次々と見出した[[ルーディア]]の人を見る眼には改めて感嘆させられる。
旅人を招いて、他国の情勢を聞く事を欠かさなかった[[ルーディア]]は、ある日流浪の末に空腹で倒れこんでいたディルセアに出会い、哀れみから食料を与える。しかし、ディルセアは受け取った食料を食べながら、「これほど慈悲深い国主をもちながら、[[ベルザフィリス]]国に天下統一が不可能とは、惜しいことだ」と呟いた、驚いた[[ルーディア]]がその理由を聞くと、個々の人材は優れているが、それを束ねる存在がいないと説く。[[ルーディア]]は彼を城に連れ帰り、数日にわたって会話を交わすが、その洞察力、先見力、そして古今東西のあらゆる兵法を蓄積した知識に惚れこみ、ディルセアを軍師として迎えた。
その期待に答えるべく、ディルセアは[[ベルザフィリス]]国の軍勢を再編成、適材適所に人事を再編し、短期間に軍勢の練度を高めた。特に、圧倒的な差があった海軍を[[アル]]国と同格にまで鍛え上げた手腕は特筆に値する。
更に、内政面でも[[ベルザフィリス]]国法を確立させ、国力の充実をはかった。
[[エンパイアコスモスの戦い]](694)では、[[ルーディア]]と共に、内通者を逆利用して、[[アル]]国艦隊の動きを封じ込め、勝利の要因の一つを作る。
[[リッヅの戦い]](695)においては、遠征軍の総指揮官に任命され、ここから本格的に歴史の表舞台に立ち、[[バルド]]国の軍師[[デスレーダ]]を相手に、見事な勝利で初陣を飾る。
696年には、「今はまだ[[ロードレア]]国との直接対決は避けるべき」と判断し、[[ロッド]]国を防波堤として存続させるため、進撃を続けていた[[ロードレア]]国軍の遠征軍を、「[[ルバークの乱]]」を起こさせることで直接戦わずして撤兵させることに成功する。
701年、[[ディースの戦い]]において[[ヴェリア]]と初対戦。勝敗にこそ紙一重の差で勝つものの、用兵術ではかなわないと悟り、翌年の[[第2次ディースの戦い]]では本人の予想通り、再び対陣した[[ヴェリア]]の前に完敗する。
その後[[ロードレア]]国、[[ロー・レアルス]]国と虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、707年[[ロッド]]国を併合。
[[ヴェリア]]亡き後の[[ロードレア]]国をも滅ぼし、[[メファイザス]]に「[[斗陣の奏]]」と呼ばれる決闘状を自らの手で渡す。
天下分け目の[[ヴァイグの戦い]](710)で[[メファイザス]]を破るものの、この頃から[[ガイヴェルド]]との確執が生まれ始める。
[[ルディックの陣]](711)では、[[ルー]]の猛攻に損害を受けながらも、[[ロー・レアルス]]国を攻め落とし、ついに天下統一を完遂させる。
しかし、[[ガイヴェルド]]との確執は深まる一方となり、身の危険を察知したディルセアは早々に隠居を決意、以後は山奥で静かな生活を送り、賢人として慕われる存在となる。
&bold(){人物}
----
-[[ヴェリア]]、[[メファイザス]]と並び、[[蜉蝣時代]][[三大軍師]]と呼ばれた。3人とも「天の時」「地の利」「人の和」をもち、それだけでは飽きたらず、[[ヴェリア]]は「策」[[メファイザス]]は「力」ディルセアは「運」を己の能力に追加させたと称される。
-[[イージル]]国の下級文官ドルザイアの息子として生まれていたが、彼が7歳の時にこんな逸話が残っている。村の少年剣術大会で準優勝した[[ディルセア]]だが、父は決して喜ぼうとはしなかった。自分を認めて褒めてほしいという子供心から、なぜ褒めてくれないのかと父に問いかけると、「なら、去年の優勝者は誰だった?」と聞かれ、[[ディルセア]]は即座に答えるが「では準優勝は?」という問いには返事が出せなかった、同様の質問を剣術だけではなく他の大会でもするが、[[ディルセア]]は「いちいち二位なんて覚えていない」と父に答え、そこではっとする。まさに頂点だけを目指せという父の戒めであった。世が乱世でなければ、いささか勝利至上主義過ぎな気もするが、そんな父を尊敬していた[[ディルセア]]はその教えを守り、流浪の旅をしながらいつか自らの役に立てる為、あらゆる知識を身に着けていた。
-[[ルーディア]]引退後、彼女の眼帯を受け取り、「二代目独眼竜」を名乗るように言われた。ただ、ディルセア自身の照れもあり、眼帯は受け継いだが「二代目独眼竜」を自分から名乗ることはなかったという。
&bold(){関連項目}
----
-[[蜉蝣戦記]]
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
2014-03-08T01:44:07+09:00
1394210647
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バヌス
https://w.atwiki.jp/6war/pages/505.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/banusu.JPG,left)
&bold(){基本情報}
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-名前 バヌス・メクト
-生没 [[アルファ]] (641~709)
-出身 [[ゴアル]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 男
&bold(){略歴}
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[[ゴアル]]国の内乱時に[[フィリス]]側につき、軍師的な存在となって勝利に貢献する。
その後、[[リイラードの戦い]](685)でも主力部隊を率いる名誉を受けるが、[[ロードレア]]国軍師[[ソフィス]]にことごとく策を読まれ敗北。更に国主[[フィリス]]自らがロードレア国に帰順したため、彼もそれに従うと思われていたが、[[ソフィス]]に連敗した事を恥じて、行くあてもなく戦場から逃亡する。
そのまま民となったという説と、軍略を磨き上げて[[ロッド]]国に仕官、[[ロードレア]]国軍と再び対峙するが、今度は[[ヴェリア]]の前に敗れ去ったという説があるが、最終的には民として天寿を全うした。
&bold(){関連項目}
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-[[蜉蝣戦記]]
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2014-03-06T22:56:58+09:00
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-
バドス
https://w.atwiki.jp/6war/pages/251.html
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/badosu.JPG,left)
&bold(){基本情報}
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-名前 バドス・ルヴァ
-生没 [[アルファ]] (642~698)
-出身 [[ロードレア]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 男
&bold(){略歴}
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[[ロードレア]]国譜代の将軍。
ある日[[レイディック]]が諸将を招いての宴の席で10人の将軍を呼び、それぞれの勲功を誉めた後、10の褒美を並べて好きなものを選べと言った。その10人に入っていたバドスは迷うことなく剣を選んだ。
[[レイディック]]になぜ剣を選んだと聞かれると、いまは宴の最中、酔った国主を暗殺する者がいても不思議ではない。それ故危険な刃物を真っ先に私が片づけたと答えた。その一件で[[レイディック]]の信任は更に厚くなり、「その決断は岩をも貫く」と称される。
戦場での活躍は少ないものの、外交使節として各国へ飛び交い、説得を一つ間違えれば現地で斬られるという危険な役目を数多くこなした。
698年の「[[ロードレアの内乱]]」では[[ヴェリア]]軍に属す。
[[レイディック]]の遺志を継いで国主になるには、反乱者[[アルヴァドス]]を討たねばならない。しかし、[[ヴェリア]]はこのとき、[[アルヴァドス]]から位置的に最も遠いという不利な立場にいた。そこで[[ヴェリア]]は、敵である[[アルヴァドス]]に策を授けることで、自分が到着するまでは他の敵から生き延びさせようとした。その使者になったのがバドスだが、これは[[アルヴァドス]]に「[[ヴェリア]]は自分と手を結ぼうと考えている」と信じ込まさなければならない難題の使者であった。
出立前夜、かつて[[レイディック]]から授かった剣を故郷の妻子に送って、単身[[アルヴァドス]]陣へ向かい、[[ヴェリア]]の策を献策、疑う[[アルヴァドス]]に対して、自らの首をかき切り、決意を見せることで説得を遂げた。
死後その家族は[[ヴェリア]]に篤く遇された。
&bold(){関連項目}
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-[[蜉蝣戦記]]
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2014-03-06T02:30:11+09:00
1394040611