ロスティ


基本情報


略歴

アトレティア国将軍だが、実際はルーイガルドシャクティアナ帝国出身で、ジルダー以外ただ一人六界の存在を知る者。
本来の目的は、ジルダーの補佐、場合によってはルーイガルドとの連絡員だが、ジルダールーイガルドと連絡を取り合った記録は残っていない為、本来の任務を行ったことはないとされている。

アトレティア国軍は、ダルスバード艦隊を駆使した遠征駐屯軍が中心で、本国との距離が遠かった為、ロスティは各艦隊司令官との間を行き来する連絡員に近い存在として働いた。

3329年、リゼルバの戦いの最中にジルダーが姿を消すが、そのことの説明を求められたロスティは、六界の存在だけをぼかして、ジルダーが恋人の仇を討つべく出奔したと伝え、ガザデルー達のアトレティア内乱を引き起こさせることとなる。

ルクフェルの戦いで捕虜となり、六界のことを神器衆に話す。
サウラ政権時代のアーズ国は捕虜に対しては寛容だった為、それなりの自由が許された保護観察期間を経て、アーズ国の国籍をもらい、以後はこの国で市井人として過ごした。

人物

  • 数千年秘匿されていた事実にしては、あっさりと六界のことを漏らしている。単にロスティの口が軽かった可能性もあるが、ラスブロスの「時代の流れのままに全てを見続ける」という姿勢から、六界のことは、「命と引き換えにしてまで守れ」とまで厳命されていなかった可能性もある。これまで秘匿されていたのは、徹底された秘密だったからではなく、事実を知っていた者が敵の捕虜となることがなかっただけ、ともとれる。
  • ただし、この時彼女が「ガザデルー達などただの駒」と発言、これはラスブロスの言葉ではなく、彼女個人の意見だったが、この言葉がきっかけとなり積極的防衛となるルーイガルド侵攻作戦が計画された可能性が高い。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 15:59