アスハ


基本情報

  • 名前 アスハ・コルッツ
  • 生没 ザールック (3302~3329)
  • 出身 辺境の小国としか記述なし
  • 種族 魔族
  • 性別 女

略歴

セルカティーナの腹心。彼女が没落し、流浪同然にアトレティア国へ向かった時も、一時も離れることはなかった。
その後、マドリアル攻略ラッツヘルトの戦いと、セルカティーナの主要な戦いに常時参戦し、彼女の考えを瞬時に理解して実行にうつした。

3329年、アーズ国とアトレティア国最大の激戦として戦史上に名前を刻むリゼルバの戦いにおいては、セルカティーナが進言しながらも、手柄を奪われると懸念したガザデルーによって却下された後方霍乱作戦を、命令違反と承知の上で自身の部隊のみで決行。
だが、寡兵ではどうしようもなく、トウマと熾烈な艦隊戦を繰り広げた末に突破できずに戦死した。

もし、セルカティーナの作戦を正式採用して実行していれば、リゼルバは迂回部隊から受けた損害から戦線が崩れ、そこに呼応して一斉攻撃を仕掛けられ、やがて防衛陣が崩壊していたと推測する戦史家は多い。だが、採用されなかった策に幻想を抱きたくなるのも人の性である。また、ガザデルーセルカティーナに手柄を上げさせたくない為にこの策を却下したと言われているが、彼は実力第一世界であるアトレティア国軍で、ジルダーに次ぐ地位を手に入れた非常に優れた将である。本当に彼の経験と勘が「セルカティーナの策に成功なし」とみて却下した可能性も否定できず、結局は戦いの結果に変化がなかったのではと指摘する者も少なくはない。

人物


関連項目


最終更新:2011年04月22日 13:19