リルト

基本情報


略歴

ランクヘン国王。
当初はシャクティアナ帝国とも渡り合えると豪語していたが、ルーイガルド17323年、ラスブロスが派遣した部隊によって完膚なきまでに打ち破られ、以後はシャクティアナ帝国に従い、生気を失ったリルトは、すぐに病床に伏すこととなる。
彼には三人の息子がいたが、母親が違い、三人の性格はまったく違っていた。
次男を溺愛し、長男を迫害していたが、自身の病がいよいよ重くなってきた事を知ると、長男を呼び出し、反乱罪で処刑してしまう。これに驚いた三男ロムスティは、保身のため、先手を取って反乱を行い、次男と骨肉の争いへと突入する。
当初はロムスティに勝ち目はないと思われていたが、シャクティアナ帝国を後ろ盾としてこの戦いに勝利、病床のリルトは、ロムスティに脅迫同然に王位を継承させ、その直後に息を引き取った。
ロムスティによる毒殺も囁かれているが、既に余命いくばくもなかった父に対して毒殺してもおかしくないというのは、そこまで彼がこの骨肉の戦いの原因を作ったリルトを憎悪していたということを伺わせるエピソードである。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 20:10