基本情報
略歴
クルーディア帝国緋影将軍。
帝国の若き将軍として功績をあげていく。
6894年、
サムルトン遠征に参戦、
グラスシードとどちらが大きな勲功をあげるか、水面下での戦いがはじまると、
サムルトンの智将
ムゥナをアルダスの戦いにて破り、レンシアの戦いには苦戦しつつも勝利、
サムルトンを滅亡させた。これらの功績により帝国元帥の地位を頂き、この戦いの最大の英雄として認められた。
皇帝となったフェリサスだが、
グラスシード軍の進撃を抑えきれず、
カオスクラウンの戦いにおいて敗死、在位僅か数日という結末を迎えた。
それまでの、才能に満ちたフェリサスとはあまりにも結びつかない転落に、後世の歴史家の中には「彼の人生は、姉の仇をうつことだけが全てであり、終着点であった。それを成し遂げた後の人生設計は一切存在しなかった」と、精神面の脆さを指摘する者もいる。
姉の面影を見つけた
シルフィを、最期に道連れにしたのもその説を裏付けている。
人物
- 腹違いの姉アルディナがいたが、皇帝の妃として嫁がされ、既に死去している。姉の仇をうつことだけが彼の生きる糧であった。
- シルフィに姉の面影を見つけ、やがて憧れから恋慕の感情を抱いたが、同時にグラスシードとシルフィが、姉弟(血の繋がりはない)の関係を維持しつつも、自分には入り込めない信頼で結ばれていることに嫉妬もしていた。
関連項目
最終更新:2013年04月16日 02:24