ガライザラ


正式名称 / 統治体制

ガライザラ地方 / 他民族集合体

エンブレム


ガライザラは、数多くの騎馬民族が集合した地域の象徴であり、国家ではない為国旗の類は存在しない。
シオンの部隊が掲げていた旗が最も有名な為、後世これをガライザラの紋章としている。

基本情報

  • 人口 約670万
  • 宗派 自然神

特徴

アルファガルドーラ大陸中央部に位置する広大な草原地帯。
国土の半分を高山とその下に広がる草原地帯に覆われ、その地域は実質上手付かずの自然が残った無人地帯となっている。
太古の時代よりいち早く道具を使いこなし、文明を作り出したが、その後周辺諸国が成長するのに対して、狩猟の時代のまま立ち止まり、やがて他国からは蛮族扱いを受ける。
良馬の出産地であり、人々は子供の頃から靴を履くかの様に馬を操り、熱心に自然神を崇拝し、天候の変化さえも全て神の仕業と信じている。
少数の騎馬民族の集まりであり、厳密には国として形成されていないが、隣接するフェローラ国のガルゾーマには畏敬に近い感情から、まるで属国の様に従っている。

厳密には国家ではないため、建国にまつわる歴史は存在しないが、1000年頃からそれぞれの時代で最も力を持った者が、王として君臨していた。
だが、絶対的な存在ではなく、少しでも隙を見せれば別の民族に取って代わられ、寝首を掻きあう様な戦いを続けていた。
やがて、フェローラ国にガルゾーマが君臨すると、数度戦いを挑むが、その圧倒的な力と存在感に、畏怖を覚え、ガライザラはガルゾーマの要求には従う様になり、強力な味方となる。
だが、ガルゾーマが討たれると、その時の王であったバシュタルクは、これまでの従属から一転、フェローラ国への侵略を考える。
しかし、彼自身が毒殺した前王ゴルギウスの娘シオンが力をつけ、彼の元から独立、ガライザラ内乱が始まる。内乱終決を見計らってヴァン・フレイ国が侵攻、フィヨルドの戦いにて敗北し、以後は属国となる。
1742年2月、六界連合軍に参加、ルーイガルドへの遠征に軍勢を派遣する。

歴史


1737年時の勢力図 (クリックで拡大)

主な出身者


この国を舞台とした物語

最終更新:2011年04月22日 14:41