リヴォル


正式名称 / 統治体制

リヴォル帝国(568~1741) / 帝政
リヴォル国(1741~) / 議員内閣制

エンブレム


シャラダンが築き上げたリヴォル帝国、紋章を作るときも、シャラダンの意見が取り入れられたが、その由来を彼は最後まで語らなかった。
羽ばたくべき翼に影があるのは、自らの半生の自嘲を込め、リングは同胞であったガルゾーマとジルダーではないかと言われているが、詳細は不明である。

基本情報

  • 人口 約860万
  • 宗派 精霊神ビスティ

特徴

アルファロンドーナ大陸最北端に位置する「北の覇者」とも呼ばれた大国。
568年、周囲に集落を統合してリヴォル帝国を建国、最初に皇帝となったのは、集落の長の中でもっともカリスマのあった魔族の男だった。
世界大戦時代には、フェングランドと交戦して勝利、従属に近い同盟を結ばせる。
しかし、その直後から愚鈍な皇帝が三代続き、国内は完全に疲弊、そんな時にフェローラ国を支配していたガルゾーマジルダーシャラダン率いる魔王の軍勢の侵攻を受け、国内は混乱。皇帝はいまだ首都が健在にも関わらず民を捨てて闇夜に紛れて逃亡し、その後の行方はまったく知られていない。
皇帝逃亡後も各地の防衛軍は奮戦したが、ついに1084年に首都が陥落し、ガルゾーマの占領下となる。その後、シャラダンが帝位に就き統治する。
シャラダンは、ガルゾーマに比べると治世においては大きく遅れをとる部分があり、リヴォル帝国は決して平穏な統治とはいえず、無益な内乱や外征はあったが、それでも大帝国が揺らぐような失策はなかった。
1737年、アディス国を属国とし、ノアルスの戦いにも援軍を派遣、ラ・ディアス帝国に勝利する。
1739年リヴォル帝国、バーン国、フェングランド共和国の間に三国同盟が結ばれる。これは、アルビス国と決着をつけたがったバーン国が、後顧の憂いをなくすために結んだ同盟である。しかし、アルビス国との戦いに敗れ、皇帝シャラダンを失い、以後はアルビス国によって議院内閣制の国として再建される。

歴史

  • 568年 リヴォル帝国建国。
  • 877年 世界大戦時代の到来。隣国フェングランド国と交戦。
  • 912年 世界大戦時代の終幕。
  • 1075年 フェローラ国を陥落させた後、しばらくフェローラにいた三魔王シャラダンが、自らの国を作るべくリヴォル帝国に進軍を開始する。
  • 1078年 三魔王率いるフェローラ国の軍勢の前に皇帝は帝都より脱出。
  • 1084年 リヴォル帝国陥落、以後シャラダンが帝位に就く。ガルゾーマ、ジルダーは帰国。

1737年時の勢力図 (クリックで拡大)

主な出身者


この国を舞台とした物語



最終更新:2011年04月22日 19:49