人魔融合

概要

人魔融合とは、人と魔物という2つの生命を融合させ、1つの生命にするという技術である。人としての知恵とそれまでの経験を維持しながら、魔物の力を発揮する。
その存在は、高名な賢者くらいしか知らないが、「神をも冒涜した禁呪」、「異形の法」と忌み嫌われ、封印された。
たとえば、アルファに残されていた記録によると、「二つの命が一つになるということは、技術以前にその生物の「心」がどこにあるのかという問題や、倫理、宗教観など、様々な問題が出て、結局研究は頓挫、というより、神への冒涜であると過激な一団が研究所を強襲して研究員を殺害し抹消した、唯一生き残った研究員が、可能な限りその方法を書物に書き残した」とあり、後述するベルバットは、ジルダーの居場所をデルアーミーに売ったとき、その見返りとしてこの書物を受け取った。

六界戦争末期の頃、全く偶然ながら、アルファではベルバットが、ルーイガルドではルナがこの人魔融合の禁断の秘術を求め、非道な実験を繰り返した。
この二人に接点はなく、完全なる偶然であったが、共に共通しているのは、非道な実験を行ううちに人としての心が完全に失われ、外道にまで落ちていったことである。

ベルバットが起こした事件については人体発火事件、ルナが起こした事件についてはヴィルガード事件を参照。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 16:23