コスティ

基本情報


略歴

1728年、フェングランド共和国議長に就任。
1739年、リヴォル帝国、バーン国との間で三国同盟を結ぶが、世界大戦時代以降、リヴォル帝国の属国に近い状態となっていた為、自分の意思と関係なく、リヴォル帝国が結ぶのなら無条件で自分達も結ぶ、という立場に立たされていた。
事実、彼はこの同盟に懐疑的で、アルビス国のカルディナの交渉により、あっさりと実質上の中立を約束。
ただし、正式な外交ではなく、あくまでも「口約束」であり、アルビス国の立場が少しでも危うくなればすぐに牙を剥くつもりであった。
その後、アルビス国がフェングランドに侵攻するが、これはバーン国をおびき寄せる為の罠であった。「口約束」から、それを判っていたコスティだが、元々猜疑心が強く、どこまで信用していいか判らなかった為、彼の優柔不断な行動が、カオスギアの戦いを引き起こす遠因となる。
そのまま参戦を余儀なくされたカオスギアの戦いでも、彼の行動のせいでバーン国軍は、フェングランド国の裏切りを常に警戒しなければならず、勝手な撤退によってガリアの戦いではリヴォル帝国の伏兵がばれるという失態も演じている。

だが、元々アルビス国と密かに接していたこともあり、全ての事が、結果的にアルビス国を有利に導いている。その為、これが本当に「愚行の末の偶然」なのか「計算尽くの内応」なのかは意見が別れている。

その後、リヴォル帝国がシーフィールド国へ攻め込み、ティファーナの戦いが勃発すると、これに便乗しようと援軍を送り込む。しかしこの軍勢は誤解による予想外の行動から、リヴォル帝国軍に裏切り者と思われて壊滅させられてしまう。
その遺恨もあり、ドラグゥーン作戦の元、リヴォル帝国との決戦準備にはいっていたアルビス国のカルディナが再びコスティを説得した際、対面的はリヴォル帝国との同盟を維持したまま、アルビス国の行動を全て見逃すという密約を結ぶ。
これにより、リヴォル帝国軍主力がアディス国へ遠征している間に、アルビス国軍はフェングランド国の横槍を受けることなく堂々とリヴォル帝国に侵攻が可能となった。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 15:29