世界大戦時代

概要

世界大戦時代とは、アルファ877年~912年に渡って行われた戦争の時代である。
この時、国旗の他にそれぞれ赤旗と黒旗を掲げた為、両陣営は赤と黒に区別された。

大戦に至るまでの経緯

877年、ティネゼリア帝国が、北のロヴェリア水晶、西のメッツ帝国の肥沃な土地、南のルーン国の労働力として奴隷を求めて、周辺諸国を相手に次々と侵略を繰り返した。
同じころ、西の皇帝と呼ばれたラ・ディアス帝国が東方へ侵略を開始、これに反対した南方諸国、特に次は自分達に侵略してくると恐れたウラヌスの訴えにより、世界はティネゼリア、ラ・ディアス帝国を批難する国と、擁護する国の大きく二つに別れた。ただ、どちらの派閥も一枚岩ではなく、かねてより交戦の口実が欲しかった隣国が帝国を擁護した為、急ぎ批難派に回るなど、六界連合軍とは異なり、互いに連携しない中身のほとんどない色分けであった。

大戦終結

912年、ラ・ディアス帝国が東方諸国を完全に制圧し、自国の領土を広げる一方で、ウラヌス国と不戦協定を結ぶ。
これにより大戦の大儀がなくなり、既に泥沼の戦局に終止符を打ちたかった各国も、これを口実に次々と和議を結んだ。
この大戦は、後の各国の力関係に強い影響力を残すこととなる。

参加国

「赤」陣営参戦国 統治者種族 × 「黒」陣営参戦国 統治者種族 大戦終了後
ラ・ディアス帝国 人間 × 東方諸国 人間・魔族 ラ・ディアス帝国に全て統合され国は消滅する
ティネゼリア帝国 人間 × メッツ帝国 人間 最も激しい戦局となったが、決着がつかないまま大戦終了
ティネゼリア帝国 人間 × ルーン 魔族 ルーン国は領土を大きく削られ、以後フェローラ国と急速に親睦を深める
ティネゼリア帝国 人間 × ロヴェリア 人間 メッツ帝国との戦いが激化した為、この戦線は急速に静まる
リヴォル帝国 魔族(※1) × フェングランド 魔族 フェングランドが敗北、以後共和国として再建
フェローラ 魔族(※1) × ローザ 魔族 ローザ国が敗戦し、以後フェローラ国の属国に近い同盟国となる
オルサス 人間 × ノールッチ 魔族 大戦終了によりオルサス勝利で停戦協定
トルティナ 人間 × ウラヌス 魔族 本格的な戦闘はほとんどなく、大戦終了により停戦協定が結ばれる
イスタル 魔族 × メッツ帝国 人間 本格参戦はせず、リオナ運河を使って牽制作戦に参戦
ヴァン・フレイ 人間 × メッツ帝国 人間 本格参戦はせず、リオナ運河を使って牽制作戦に参戦

統治者種族は、世界大戦開戦時にその国の最高責任者だった者の種族。
※1 ガルゾーマシャラダン統治前の時代。


最終更新:2011年04月22日 17:58