ヘドゥラ


基本情報


略歴

帝王ラスブロスの従者。
ラスブロスがまだ若く、彼を傀儡にしようとした外戚一族と戦った時、そしてラスブロスがシャクティアナ帝国の皇帝となり、後に六界戦争と呼ばれる戦いをはじめた時、ヘドゥラは常に軍師として帝王の傍らに立っていた。
奇策を使うことはなかったが、堅実で確実な用兵と、戦場以外の場所で既に勝負をつけ、戦場は最後の仕上げという老獪な手腕を発揮していた。
その後、老齢を理由に一線を退き、以後はラスブロスの従者として仕えることとなる。軍師の地位を返上してからは立場をわきまえ、自ら進んで国政に口を挟むことはなかったが、相談役として多くの将に信頼され、直接ではなく間接的にシャクティアナ帝国の内政、外交を影から支える存在となっていた。
また、元々文武両道だった上に、気配りや人の感情を読み取ることもできた為、ラスブロスは勿論、数度会話を交わした客人に対しても、相手が何を考えているか、何を今欲しているかを的確に悟り、完璧な対応をすることができ、ラスブロスに仕える執事、メイド達の信頼と羨望も一身に受けていた。

六界連合軍ルーイガルド侵攻作戦において、直接兵を指揮することはなかったが、あくまでもラスブロスの従者として彼も共に戦場に立っていた。
そして、六界戦争最終決戦において、ラスブロスの最期を見守ると、自らもその炎に身を投じて帝王に殉じた。

関連項目



最終更新:2011年04月22日 19:48