ルーイン


基本情報


略歴

元々はシャクティアナ帝国の将軍の一人であったが、自らが帝位に就こうと、ラスブロスに対して反乱を起こす。数度にわたる激戦の末、兵力で圧倒的に劣っていたにも関わらず、ルーインはラスブロスを感嘆させる戦いを見せた。しかし、最後の決戦でラスブロスと壮絶な一騎討ちの末敗北、死を覚悟したが、ラスブロスにその才能と度量を買われ帰順。この戦いで受けた顔の傷を誇りとし、以後はラスブロスに絶対の忠誠を誓った。
その後のルーインはラスブロスの期待に応える戦果を次々と挙げた。シャクティアナ帝国には帝王に独断を許可された独立部隊がいくつか存在するが、ルーインはその中の最高位である覇王将にまで登り詰め、月下将ルーイン と呼ばれた。
17323年、シャクティアナ帝国への進軍を画策したランクヘン国に、逆に先制攻撃を加えるべく、帝王親衛隊覇王将が久しぶりに一同に会し、ランクヘン国を攻め落とした。
ルーイン自身は自らを満足させてくれる強敵との戦いだけが目的だった為、その手柄に対して満足できる敵手に恵まれず、不完全燃焼を繰り返していたが、17327年、六界連合軍の侵攻と、傭兵サヌアの実力を知り、彼が宿敵に相応しいか、援軍の名の元に邂逅。ハイネスブルの戦いにおいてサヌアと激しい戦いを繰り返し、漸く待ち望んだ宿敵と呼べる相手が現れた事に歓喜、続いて行われたスパルス国におけるカスタリアの戦いでは、軍の統率が全くとれていないスパルス国軍に勝利はないと、早々に見限ったが、戦場にサヌアがいたため、彼はあえて残留し、サヌアとの一騎討ちに興じた。
グラドリア上陸作戦においても、戦士の本能と勘によりサヌア達の強襲を一度は食い止め、彼の姿にベレル国軍も奮戦し、想像以上に連合軍を苦しめることとなるが、この戦いでガンを失うこととなる。
17328年8月、六界連合軍フェルトビーン帝国軍、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いにも援軍として参戦、一度は勝利を掴みかけるまで奮戦するが、足並みが乱れたフェルトビーン帝国軍は瓦解。撤退の最中チカに反乱を起こしたダストを討ち取り、そのまま帰国。

サヌアとの死闘により、彼を宿敵と認識したルーインは、サヌアと激しい戦いを何度となく繰り返すが、最後はエリス・ラゴンの戦いにおいてサヌアに討ち取られた。

人物

  • 組織に所属しながら、国の行く末に全く興味を持たず、ただ自分が満足できる戦いを追い求めた点ではサヌアに共通する所があり、それが互いを引き合わせたと言われている。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 16:21