ヴィルガード


基本情報


略歴

ルーイガルドナビルティー大陸にて、破壊を司っていた神座。その力はアルファの破壊神と呼ばれたガウデバには遠く及ばないが、それでもこの地で伝説となり、恐怖の代名詞として君臨するほどの力を有していた。

ザルカ国が新たな土地を開拓していたとき、かつて倒されたヴィルガードが地中から発掘された、その生命力は凄まじく、ヴィルガードはあくまでも「眠り」の状態であり、地中で生きていたのである。
ヴィルガードを発掘したザルカ国将軍ボルスは、これを隠匿、商人ネームレスの金銭、人材的バックアップ、そして魔女ルナの知恵を得て、ヴィルガードの私物化に成功。
密かに、大会会場となるコロシアムの地下倉庫でヴィルガードを飼っていた。

ザルカ国で行われた剣術大会に参加した選手を、試合後、密かに捕らえ、その生命力を餌としてヴィルガードに与えていた。
そして、ザルカ剣術大会決勝戦の日、ルナの姉であるアルミスを最後の餌として食したヴィルガードは、十分な生命力を蓄えると脱皮し真の姿を現した。
その力は凄まじかったが、知恵の方は元々低く、ただ本能のままに暴れた。その場に居合わせたイルザコズエ、そして一度は餌にされながら、かろうじて一命を取り留めた剣術大会参加者達の攻撃によってダメージを受け、更に餌を必要以上に与えられすぎた為、体が耐え切れなくなり崩壊していった。

人物

  • 目覚めの状態で思考力が働かなかったガウデバと違い、ヴィルガードは元々知能が低かった為、餌をうまく使えばボルスが目指した様に、人が「飼う」事もできたかもしれないが、野望の為に自由に扱うにはあまりにも危険すぎる存在には違いなかった。
  • 発掘された時は幼児の形をしていた。

関連項目



最終更新:2011年04月22日 18:09