基本情報
略歴
ヴァーグリア国将軍、
ロリスザードの実の兄。
剣士としても将軍としても才能に溢れていたが、弟である
ロリスザードが、100年に1度の天才児として神童扱いされた為、常にその一歩後ろを歩み、コンプレックスを感じていた。
そのため、兄弟の仲は冷え切っており、顔を合わせても会話をすることはなく、むしろ足早に立ち去るくらいであった。
弟には及ばないものの、将軍としての素質は高く、1736年
クライニースの戦いに参戦、同年の
ガルシーダの戦いでは、
竜技七将軍とほぼ同格の扱いで右陣部隊の指揮をとった。当然のことながら、この抜擢に弟からの推薦があるわけでもなく、完全に彼個人の実力と実績で勝ち取ったものである。
しかし、その更に上を行こうとする弟
ロリスザードが、
竜技王の称号を得ると知ると、その授与式の日に反乱を起こした。
だが、これは軍勢を率いた反乱ではなく、あくまでも弟の晴れ舞台を邪魔する為の反乱であり、
ロリスザードもそのことを知っていた為、自ら鎮圧に赴いた。
その戦いでバイソンの心を唯一癒してくれた
リナを失い、もはや憎悪の対象でしかなくなった弟に挑むが、最期は弟の片目を道ずれに散っていく。
関連項目
最終更新:2012年02月23日 02:36