レキレキ


基本情報


略歴

ザルカ近郊の魔物の群れに襲われた村落で偶然通りがかったアルミスが見付けた少女。
他者の能力と記憶を受け継ぐ力(本人は「食する」と呼ぶ)を持ち、ザルカ国において勃発したヴィルガード事件の時、世話をしてくれたアルミスが犠牲となるが、彼女の記憶を受け継いだ結果、その遺志までも受け継ぐこととなる。その結果、人魔融合を目論むアルミスの妹ルナを止める為、コズエイルザと共に旅をすることとなる。

一度はルナに追いつくが、人魔融合の力を手に入れたルナによって完敗する。その後、レフィルシーナといった新たな仲間と出会い、再びルナと遭遇、激しい戦いの末に彼女を打ち破り、アルミスの望みを叶えた。

彼女は、「食する」以外にも、生命の灯火を感じる能力もあり、時折、その灯火が消える間際の人の前に姿を現したという。
六界戦争に直接関わる事はなかったが、終戦後はレフィルと偶然再開し、共に旅をすることとなる。
旅の最中、時々レフィルの前から姿を消す事があったというが、翌日には何事もなかったかの様に帰っていた。

人物

  • 幼女の外見と多少舌足らずな喋り方をする為、そのままの年齢の少女と思われているが、彼女と深く関わった者は、時折彼女が子供とは思えない言葉を語ったと記録していた為、実際は相当な年数を生きていると推測される。少なくとも人間ではなく、魔族神座ではないかとも言われている(魔族でも、子供の姿を維持したまま生きることは不可能な為)が、彼女から正体を語ることはなかった為、真相は謎である。
  • 好物は果物で旅の途中に食料の調達を任せると林檎しか買ってこなかった事があった。そのため、以後はコズエが同伴することになった。ただし柑橘系は苦手だった模様。
  • 当初から並外れた魔力を持っていたが、アルミスと出会った頃はそれをただ力任せに爆発させることしか知らなかった。アルミスを食した後から、徐々に魔力の使い方が研ぎ澄まされていった。
  • この事から、ルナを人に魔を融合した存在と仮定し、人を魔に融合したもう一人の人魔融合完成体と解釈した者も居た。
  • 六界戦争終結後、何かの拍子に突然酷く残酷になることがあったという。そのときの様子にレフィルは「まるで魔女ルナの様な顔をしていた」と回想録に記している。

関連項目



最終更新:2011年04月22日 17:52