レイディック

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基本情報


略歴

物語としての「蜉蝣戦記」での主人公。
幼い頃に、森の賢人と言われるエルフエルラディースの元へ帝王学を学ぶために修行に出された。ソフィスアリガルフィリス、そして後に妻となるサファリアと過ごしたこの森での10数年の生活は、何をするにも自分たちで考え、自分たちの手で作り上げ、広大な森を自由に駆け、エルラディースの講義を野外で聞くという自由奔放なものだった。
配下将軍を臣下としてではなく友人として付き合うレイディックの基本姿勢は、この時に形成されたといわれる。

レイディックの父が国主だった時代のロードレア国は、相当民衆を圧迫させていたが、その父の病によってレイディックはソフィスアリガルと共に呼び戻され、国主の座につくと、短期間のうちにソフィスと共にロードレア国を立て直す富国強兵策を実施、民衆の理解と協力を得た。

その後、バルディゴス討伐連合軍(684)で活躍してその名を国外にも轟かせると、以後ロードレア国を政務、軍事両面から急激に成長させていく。
ゴアル国、ゾリメック国を帰順させ、偽帝討伐連合軍に参加してマラを打ち破った頃は、人材・地の理ともに最高潮を迎え、カルディスゼイレアンの戦い(690)で初対戦、長き戦いの末、レザベリアスの戦い(692)で決着をつける。

その後もフィードの戦い(693)を代表に、南方で戦い続けて勢力を拡大するが、友情を盲目的に信じたために引き起こしてしまったラディアの死(舞姫散華)、そして弟アイルの反乱による妻サファリアの死によって徐々に人間不信に陥り始め、エスデリアの戦い(696)では、投降してきたロッド国将兵の殆どを処刑するという行為をとる。
やがて配下はレイディックの行動に不安をつもらせていき、698年シャリアル遠征の最中に、アルヴァドスに反乱を起こされて横死。その志はヴェリアに継がれていく。

レイディックは幼い頃にエルラディースの元で積んだ経験のおかげで人をひきつけ、これほどの英雄になったが、後年の素行はやはり反乱を起こしたアイルと同じく、父親の血を流していたからなのだろうか。
歴史とは時に新たな時代を迎えるために突如逸材を作り出して、強引なまでに力強く時代を駆け抜けさせるが、役目の終えた逸材をあまりにも突然に舞台から去らせていく。彼もその歴史が生んだ者の一人だったのかもしれない。
「人の和、地の理を手に入れながらも、自らの手で天の時を逃した国主(アルディア評)」である。

関連項目