基本情報
略歴
ヴァーグリア国主。
カルディスも
ディアルも、彼の前には敗れ去った。まさしく
蜉蝣時代最強の名を欲しいままにした。
防衛以外の戦争を一切しなかったが、
ルーディアの要請に応じて、初めて「大陸南方の戦乱を終結させるため」に軍を他国へ向ける。そして想像を遥かに越す進軍速度で南の諸国を平らげた。
その後各国との協調を前提とした連合議会制度を導入、各国主達による会議で共に栄えるように提示すると、再び
ヴァーグリア国の領土を納める。
彼らがもし野心を持つ民族だったら、大陸の動乱は更なる混沌を迎えていただろう。
人物
- ヴァーグリア国が精強を誇ったことに疑いの余地はないが、彼らは基本的に、常に有利な「防衛戦」しか行っていない。後に行われた南方平定時に戦った周辺諸国は、それぞれ小国である。物語におけるあまりにも突出した神がかり的な強さは、あくまでも演出であることも加味しなければならない。
- 特に、蜉蝣戦記の著者であるアルディアが、晩年をこの国で過ごした為、彼女のペンは常に中立を貫いてきたが、それでも無意識のうちに贔屓的に見ていたのでは?という指摘もある。
関連項目
最終更新:2011年12月07日 17:32