ガル (蜉蝣戦記)


基本情報


略歴

周囲を堅固な山脈におおわれた天然の要塞国ガルシーダの国主。カルディスでさえガルシーダ、ヴァーグリア連合軍に敗れてからは不戦条約を結び、二度とこの国には手を出さなかった。
国の名前が初代国主ガルとその妻シーダの名前から付けられたのは有名な話だが、この国はその後も国主となった者はガルという名に改名する伝統を受け継いでいる。

ガルシーダ国は688年、絶対中立宣言を出し以後あらゆる戦闘に介入していない。まさしく自然の要塞に守られた独立国だった。

人物

  • ヴァーグリア国の使者を招いての宴で、国主ガルは酒の勢いで「さすがのヴァーグリア国もこの大要塞が相手ではそう簡単にはおとせないだろう」と言ったことがある。その時使者は静かに笑うと「はい、この城は攻めません、ただ包囲して塩を止めます」と言った。この一言にガルは青ざめたという。まるで数百年後の二国対立を予見させるかのような出来事だった。

関連項目

最終更新:2011年12月28日 00:32