ヒサヴェヌア


基本情報


略歴

史実には存在しなかった、後の小説「鳴鳳の海将」で追加された架空の将軍。
元々は平民で、狩りをして生活をしていたが、偶然にもディアルルーディアアル国の暗殺隊から救い、そのままベルザフィリス国へ仕官する。
以降ルーディアのいるところには必ず姿を見せ、公私ともによき理解者となる。

ベルザフィリス国の初代艦隊司令官ザガとは幼馴染みという設定で、ザガを紹介したのも彼になっている。後にザガの戦死によって艦隊司令官に任命される(史実で司令官を後任したイェーガは、副官として登場している)
フェザリアードと幾度となく激突。エンパイアコスモスでの最終決戦では艦を特攻させて要塞に上陸、燃え盛る炎に崩れていく要塞内での最後の一騎討ちは、「鳴鳳の海将」でのラストシーンだが、その迫力のため後世アルディア以外の著者が書いた「蜉蝣戦記」で追加されたシーンの一つとなっている。

鳴鳳の海将は、フェザリアードとの決着をつけたところで完結しているが、その後別の著者が書き足した物語では、引き続き登場し、ルーディアヴァーグリア国との同盟交渉にもつきそい、そこでも彼女の迷いを救う重要な役割を演じる。
ルーディア引退と共に現役を去り、以後は登場してこない。

人物

  • 隠居後、山奥での静かな生活を送るルーディアに常に付き添った護衛官が一人いたと記録に残っているが、それが彼のモデルだったという説がある。それが真実なら、完全な架空の人物というわけではなくなる。

関連項目


最終更新:2011年12月03日 16:55