グレシア


基本情報


略歴

アル国軍師。
アル国2代の国主に仕えたが、ルドリアが国主になると、奸臣を好み、知者を遠ざける統治に嫌気がさし、ルドリアを避けて隠居、森で静かに暮らし人々から「一代の賢人」と呼ばれていた。

ディアルを病で失い、ベルザフィリス国主の地位についたばかりのルーディアは、森に賢者ありとの噂を聞くと、自ら出向いてグレシアを参謀に招こうとする。
世捨て人となったグレシアは最初は断っていたが、何度も尋ねてくるルーディアの熱意に負け、出仕を決意。以後はベルザフィリス国の内政を担当することとなる。

ルーディアリッドゾーンの戦い(694)で敗北し、一人で罪を背負おうとする時には彼女を諌めた。
ガイヴェルドが国主を継いでからも引き続き内政の最高責任者として数々の法令を確立させ、それが後のベルザフィリス国の国法、つまりはこの大陸の法律の基礎となる。

707年、ロッド国遠征に従軍するが、占領地の統治の最中病に倒れて世を去る。
ガイヴェルドはその死を悼みつつも、同時に「古き時代の終わりと自分達の時代の到来」を呟いたという。

関連項目


最終更新:2014年02月16日 21:32