ディルセア

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基本情報


略歴

無から生まれたベルザフィリス国は、出自を問わず一芸を持つ者が次々と登用された。山賊上がりの伏兵隊長、漁師上がりの艦隊司令官、農民上がりの五舞将と、その出身に統一性はない。
その極めつけが、流浪上がりの軍師ディルセアであるが、彼らを次々と見出したルーディアの人を見る眼には改めて感嘆させられる。

旅人を招いて、他国の情勢を聞く事を欠かさなかったルーディアは、ある日流浪の末に空腹で倒れこんでいたディルセアに出会い、哀れみから食料を与える。しかし、ディルセアは受け取った食料を食べながら、「これほど慈悲深い国主をもちながら、ベルザフィリス国に天下統一が不可能とは、惜しいことだ」と呟いた、驚いたルーディアがその理由を聞くと、個々の人材は優れているが、それを束ねる存在がいないと説く。ルーディアは彼を城に連れ帰り、数日にわたって会話を交わすが、その洞察力、先見力、そして古今東西のあらゆる兵法を蓄積した知識に惚れこみ、ディルセアを軍師として迎えた。
その期待に答えるべく、ディルセアはベルザフィリス国の軍勢を再編成、適材適所に人事を再編し、短期間に軍勢の練度を高めた。特に、圧倒的な差があった海軍をアル国と同格にまで鍛え上げた手腕は特筆に値する。
更に、内政面でもベルザフィリス国法を確立させ、国力の充実をはかった。

エンパイアコスモスの戦い(694)では、ルーディアと共に、内通者を逆利用して、アル国艦隊の動きを封じ込め、勝利の要因の一つを作る。
リッヅの戦い(695)においては、遠征軍の総指揮官に任命され、ここから本格的に歴史の表舞台に立ち、バルド国の軍師デスレーダを相手に、見事な勝利で初陣を飾る。
696年には、「今はまだロードレア国との直接対決は避けるべき」と判断し、ロッド国を防波堤として存続させるため、進撃を続けていたロードレア国軍の遠征軍を、「ルバークの乱」を起こさせることで直接戦わずして撤兵させることに成功する。
701年、ディースの戦いにおいてヴェリアと初対戦。勝敗にこそ紙一重の差で勝つものの、用兵術ではかなわないと悟り、翌年の第2次ディースの戦いでは本人の予想通り、再び対陣したヴェリアの前に完敗する。

その後ロードレア国、ロー・レアルス国と虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、707年ロッド国を併合。
ヴェリア亡き後のロードレア国をも滅ぼし、メファイザスに「斗陣の奏」と呼ばれる決闘状を自らの手で渡す。
天下分け目のヴァイグの戦い(710)でメファイザスを破るものの、この頃からガイヴェルドとの確執が生まれ始める。
ルディックの陣(711)では、ルーの猛攻に損害を受けながらも、ロー・レアルス国を攻め落とし、ついに天下統一を完遂させる。
しかし、ガイヴェルドとの確執は深まる一方となり、身の危険を察知したディルセアは早々に隠居を決意、以後は山奥で静かな生活を送り、賢人として慕われる存在となる。

人物

  • ヴェリアメファイザスと並び、蜉蝣時代三大軍師と呼ばれた。3人とも「天の時」「地の利」「人の和」をもち、それだけでは飽きたらず、ヴェリアは「策」メファイザスは「力」ディルセアは「運」を己の能力に追加させたと称される。
  • イージル国の下級文官ドルザイアの息子として生まれていたが、彼が7歳の時にこんな逸話が残っている。村の少年剣術大会で準優勝したディルセアだが、父は決して喜ぼうとはしなかった。自分を認めて褒めてほしいという子供心から、なぜ褒めてくれないのかと父に問いかけると、「なら、去年の優勝者は誰だった?」と聞かれ、ディルセアは即座に答えるが「では準優勝は?」という問いには返事が出せなかった、同様の質問を剣術だけではなく他の大会でもするが、ディルセアは「いちいち二位なんて覚えていない」と父に答え、そこではっとする。まさに頂点だけを目指せという父の戒めであった。世が乱世でなければ、いささか勝利至上主義過ぎな気もするが、そんな父を尊敬していたディルセアはその教えを守り、流浪の旅をしながらいつか自らの役に立てる為、あらゆる知識を身に着けていた。
  • ルーディア引退後、彼女の眼帯を受け取り、「二代目独眼竜」を名乗るように言われた。ただ、ディルセア自身の照れもあり、眼帯は受け継いだが「二代目独眼竜」を自分から名乗ることはなかったという。

関連項目