イェーガ


基本情報


略歴

元々はアル国の艦隊指揮官の一人だったが、ディアルアル国領内でベルザフィリス国を建国したとき、暴君ルドリアに未来はないと、周辺の城はディアルに靡いた。
彼が駐屯していた領土もベルザフィリス国のものとなった為、イェーガもディアルに希望を見つけ、そのまま仕官した。
その際、接収された艦艇は、そのままベルザフィリスムーン艦隊となり、イェーガはザガと共に指揮官として艦隊を率いていたが、ザガ戦死後はムーン艦隊の総司令官に任命される。

シーア海戦(693)では、アル国最強のルッダリザ艦隊を誘い込み包囲するが、そこに現れた海戦の天才フェザリアードサイリオン艦隊に側面を突かれて敗北し、苦渋を舐めさせられるが、フェザリアードアル国で疎まれはじめ、中央の意向で艦隊から要塞指揮に移ったと知ると、ここが勝敗の分かれ目と、ムーン艦隊から機動力の高いザルド艦隊に乗り移り、エンパイアコスモスの戦いに挑み、艦隊特攻を仕掛け、勝利と引き替えに自らは戦死する。

最後の戦いは、もはや戦術や戦略とかけ離れた賭けに近いものであり、ルッダリザ艦隊の指揮官がネイゲイだったこと、フェザリアードの動きが封印されたことを差し引いても、艦隊性能、布陣、艦隊数からして説明が難しい奇跡の逆転勝利と呼ばれている。

人物

  • 彼の活躍は、物語では架空の将軍ヒサヴェヌアに全て奪われ、彼は副官として登場するのみとなっている。さらに、その物語を史実と混同している者も少なくなく、その点ではよく同情されている。

関連項目


最終更新:2011年11月20日 04:01