ムゥズ


基本情報


略歴

もとはルディック国の将軍、奸臣としてろくな働きもなく、ただ上の者に巧みな賄賂で取り入る事により出世した男。
カルディスロー・レアルス建国後は、カルディスに取り入ろうとするが、カルディスはこの手の将を好まず、かといって建国したばかりのロー・レアルス国で、無意味に降格や粛清を行えば、仕官を望む者が二の足を踏むのではと思い、結局辺境のグルス城の城主にすることで体よく追い払った。

この地に派遣されてからのムゥズは、カルディスの目が届かないことをいいことに好き勝手に乱暴を働いていたが、カルディスレザベリアスの戦いで戦死した後、レイディックの東征(692)でラディアに攻められ、城で内乱が起こり殺される。

人物

  • ロー・レアルス国は、建国後に集めた優秀な人材と、ルディック国時代からついてき将の二色に色別けられていたが、ルディック時代の将はその中でも更に、カルディスに惹かれた者と、ただ勝ち馬に乗ろうとした者で、将としての質が極端に別れているのが特徴であった。彼はまさにその後者の代表格であった。

関連項目


最終更新:2011年12月05日 14:33