エリシア

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基本情報


略歴

アルビス国の将軍。
父は清廉潔白の人として、国にはびこる死の商人達を排除しようと戦い続けたアルビス国議員コルドバ。そんな父を誇りに思うエリシアは、同じように国を清潔にしようとするが、父とは違い議員ではなく将軍の道を選んだ。

彼女が仕官する直前に、謀略によって失脚させられたカルディナを復職させるべくコルドバの元を訪れていたサヌア傭兵団ルティエの姿を見る。このとき彼らに興味を持ったエリシアは、将軍になると早い段階からサヌア達と接触する。
エリシアが将軍として、最初に軍議に出席したのは、第4次リアリッピの戦いで大敗した直後であったが、「コルスタ地域を占拠、基地化させることにより、バーン国がリアリッピ川地域を占拠した利点そのものをなくさせる」という戦略を提案して智謀の片鱗を見せ、この提案が採用されると、初陣となる第5次リアリッピの戦いにおいて大軍のバーン国に奇跡の勝利を収め、この戦いの功績によりルティエカルディナと並び三麗将と呼ばれる事となる。
更に、バーン国との最大決戦となるカオスギアの戦いでも、本陣にて全軍の軍師として勝利に貢献、バーン国を完全な統治下とする。

アルビス国は、続いてリヴォル帝国との戦いに備えることとなる。
エリシアはこの時には既に、新参とは思えないほど重要な地位に立ち、水面下にて進められていたドラグゥーン作戦にも従事、その前哨戦として知略をもって難攻不落の城塞都市ミリアスサヌア傭兵団を使って陥落させる。(ミリアス攻略
この作戦を成し遂げると、総指揮官の地位をカルディナに返し再び軍師として従軍、スカルオーネの戦いの歴史的大勝に貢献した。
リヴォルの戦いにも参戦し、リヴォル帝国の終焉を見届けるが、この戦いそのものが死の商人の手引きだったという話を聞かされ愕然とする。更にリヴォル帝国残党軍ベルンハルトの特攻を受け、それまで本陣に座して戦いを指揮していたエリシアは、はじめて目の前で人が血を流し、剣がぶつかりあう本当の実戦を見せ付けられ、少なからずショックを受けた。

その後、六界連合軍結成の話をヴァン・フレイ国から持ちかけられたアルビス国だが、あまりにも予測不能の事態に、さすがの死の商人達もこの案は否決させるように話を持っていった。だが、この連合に乗らないと、アルビス国は歴史の流れから取り残されて発言力を失い、ようやく見えてきた北海連合同盟構想が揺らぐと考えたエリシアは、カルディナと共に水面下で動き、反対の中でも静観派だったライク議員の派閥を取り込むことで票数の逆転に成功、「一度却下された提案を連続で提示することはできない」というルールの隙間を沿って、「ヴァン・フレイ国が提案した連合軍への参加」ではなく、「クレアティボ国を中心とする連合国家に対する脅威への対応」という題名だけ変えて全く同じ内容の提案をさせてこれを承認させた。
こうしてアルビス国も六界連合軍への参戦が決定し、エリシアも自らその遠征軍に所属した。

ルーイガルド侵攻作戦では、六界連合軍の中でも中枢を担う軍師的存在となり、壊滅的打撃を受けたハイネスブルの戦いでいち早く撤退路を進言したり、その後軍勢が逃げ込んだトレスト国において、国王ボルスキアの元へ単身赴き説得、彼らを連合軍陣営に付ける等活躍した。
更にカスタリアの戦いにおける大勝をもって、ローヴァー国へ使者として赴き、説得で彼らを味方に引き入れようとするが、後先を考えない一部のローヴァー国将軍の暴走までは計算できず妨害を受けて失敗し、結局エリシアの意思に反して、説得ではなく力付くで制圧することとなる。

連合軍が陸路、海路へ別れた後は、海路側の総指揮官となり、グラドリア上陸作戦においては想像以上の苦戦を強いられながらも、ベレル国上陸に成功すると、ルーティス砦攻略戦では名将シグマを離間策にて引き離し勝利を呼び寄せ、ベレルへ降伏を促す使者として向かう。しかし、ここでストライアが、自らの功名心から来る策略を行い、それを連合軍の裏切りと勘違いした国王リルトによりエリシアは投獄され、首都が陥落した後に救出される。

ランクヘン国と間で行われた和平会談エマルゲートの会合に出席するという大役を果たした後、陸路部隊と合流するべくフェオル大陸からスパルティア大陸に向かって出発する。
合流後はフェルトビーン帝国との戦いに入るが、エリシアはゲルトエルトの戦いで生涯初めての致命的な策の失敗を犯してしまい、責任を感じ単身で敵軍を食い止め様と、慣れない部隊指揮をとりながら剣を振るい、気迫だけで戦い抜き全軍の崩壊を食い止めるが、そのまま生死不明となる。
数日後、辺境の村で発見されるが、記憶を失っていた。ただ、これはゲルトエルトの戦いにおける敗北からきた心労により引き起こされた現実逃避であり、後に復帰する。

シャクティアナ帝国との決戦であるエリス・ラゴンの戦いでは、戦局を見定め、決定的なタイミングで進軍を開始し、敵の動きを封じ込めるが、戦局そのものはシャクティアナ帝国の勝利に終わり、エリシアの決断により全軍は撤退、直後のサヌア達の帝都奇襲へと繋がることとなる。

こうして六界戦争は終結し、エリシアはアルビス国に戻るが、そこでは死の商人との戦いが待っていた。
六界戦争には帝王という明確な最後の敵が存在したが、死の商人とは実態の掴めない霧の様な存在であり、特定の個人を倒せば終わるというものではなかった。
結局この巨大すぎる体制との戦いで力尽きたエリシアは、商人達の策略により濡れ衣を着せられて失脚、将軍職を辞する事となる。

以後は辺境の村の長を任され、村人には慕われるが、歴史を動かす大局とは一切関わらない存在となる。

人物

  • 智謀には優れていたが、自ら部隊を指揮する能力は低く、また個人的な戦闘力は皆無だった為、アルビス国では本陣に配備され、総大将カルディアを補佐する役割を担った。
  • ルーイガルド侵攻作戦にはいってからは、それまでのアルビス国での戦いと根本的に違う「侵略戦争」にも近い戦いにどこか懐疑的だったのか、それまでの智謀の冴えに陰りが見え始めていたと言われている。しかし、そもそもエリシアの理想は味方に一兵の血を流させない勝利であった。その高すぎる理想が実現できなかったとはいえ、連合軍が勝利を重ねて最終的に勝者となったことは事実であり、その説に否定的な意見を述べる者は、当時においても後世においても多い。
  • ゲルトエルトの戦いの直後、一時的な記憶喪失となるが、敗北のショックにより本当に記憶障害を起こしたという説と、現実逃避のため、本当は記憶など失っていないのにそう演じていたのではないかという説がある。

▲少女時代のエリシア

関連項目