ロルズメナ


基本情報


略歴
カルディスロー・レアルス国を建国すると、仕官を決意。戦場での手柄により将軍となり、ムゥズの配下としてグルス城に配属される。
しかし、レイディックの東征(692)では、城主ムゥズを見限り、ロードレア国に降伏する。
その後もグルス城に配属されるが、ロードレア国滅亡前に、迫り来るロー・レアルス国に降伏。その無節操さから、「出戻り将軍」と嘲笑されるが、彼は弁舌をもって降伏の理由を理路整然と説き、皆を納得させた。

メファイザスは彼の弁論は川に水が流れるかの様に自然体で、一切の演出や色添えがないが、誰もが納得できる結論にたどり着くと褒める一方で、結局の所は強いものに巻かれるだけで、反乱や独立ができる器ではないと語った。
その言葉通り、ベルザフィリス国との決戦直前に、今度はベルザフィリス国へ降伏する。

一見ただの無節操に見えるが、常に戦火を交える前に勝利者になる方を選んで投降しているところは先見性を感じる。また、病で世を去る72歳まで引退せずに現役を務め、治世においても一定の評価を得ていたことも特筆に値する。

関連項目


最終更新:2011年12月06日 05:10