レイアス


基本情報


略歴

バルディゴス討伐連合軍(684)が結成され、主要な将軍が出陣していったが、彼はロードレア本国に残留し、諸国の情勢を探り、そこに今後の推移を予測した文章を製作した。
この報告書がレイディックの目にとまり、外交使節として諸国を回る重役に就く。
レイアスの働きで回避された国同士の問題は多くあるが、最も有名なのがバルド国侵攻の時である。
彼はバルド国進軍の報告を聞くと、急いで献上品を与え、使者に自分もまぎれて同行、出陣している将軍を観察、司令官を弁舌一つで上機嫌にさせると同時に偽情報をさりげなく流し、堂々と帰国している。
翌日偽情報を信じたバルド国軍は、ロードレア国軍の待ち伏せにあって全滅した。
これらの勲功からヴェリアに目を付けられ、レザベリアスの戦い(692)ではカルディスを弁論のみで策に乗せるという大役を受け見事にこれを成功させる。

また、早くからベルザフィリス国に目を付け、同盟を結ぶことを推奨している。
フィードの戦い(693)頃からは一軍を率いての将軍として前線にも参戦している。
708年ロードレア滅亡の前哨戦クルス山地の戦いで数倍に及ぶロー・レアルス国のゼノスに攻められ、一歩も退かずに戦死するまで戦った。

人物

  • ギザイアが他国を攻め落とすための外交戦術だとすれば、レイアスのそれは自国を守るための外交防衛術と言え、外交で名を馳せた二人だがその方向性が極端に異なる点が興味深い。
  • クルス山地の戦い後、ゼノスは「レイアスは口先だけの書生と聞いていたがとんでもない、あれほど骨のある将軍はそうそういない」ともらした。

関連項目


最終更新:2011年12月11日 07:00