アルル


基本情報


略歴

将軍ではなく、民衆の一人。
蜉蝣時代に直接関わることはないが、彼女の冒険は、同じ時代に行われた為、外伝として蜉蝣戦記に一緒に収録されていることが多い。(アルディアの著作の原本には登場しない)

彼女は、東の島国にある民族の巫女だった。しかし故郷が隣国メルシーダに蹂躙されると、アルルは単身島から脱出、海を渡りシーザルス国へと逃れる。
必死の哀願の末に、国主オルリアと会見し、祖国解放を懇願するが、オルリアは面倒ごとに手を染める気はなく、ヴァーグリア国へ行けば何とかしてもらえるだろと紹介状だけ渡してアルルを追い返した。
アルルは再び危険な一人旅を続け、ようやくヴァーグリア国に辿りつくが、心労から病で倒れてしまう。
事情を知ったヴァーグリア国は、レザスボルドリィディの3将軍にメルシーダ討伐軍を授ける。
レザスの看病で、元気を取り戻したアルルは、3将軍と共に故郷へ戻る。
3将軍は直ちにメルシーダ国主力部隊を討つと、ヴァーグリア国と同じ法を与え、国家としてメルシーダ国を再建させ、周辺の民族に今後侵略を行わないことを誓約させ、更に平等の交流を行うことを認めさせると、本国へ帰国する。

その後、アルルは民族の英雄として、そして巫女として民族再建に貢献する。彼女の物語は民族神話の代名詞として、また、互いの故郷へ戻るためついに結ばれなかったレザスとの恋物語は小説として後々にまで語り継がれていく。

関連項目


最終更新:2011年12月16日 17:08