守矢桔梗


基本情報


略歴

かつてラグライナ帝国が連邦と名を変えた時にクレアムーンは連邦に協力、平和維持に力を貸したが、独自の文化を受け継ぐクレアムーンは、時代と共に連邦の中で浮いた存在となり、やがてその扱いは冷たくなっていく、この仕打ちから、ラコルニア帝国時代にクレアクライシスとして独立を宣言する。
これに対してレアルーシの先代にあたる皇帝バルトは、クレアクライシスに侵攻、クレアの抵抗も空しく壊滅的打撃を受ける。この闘いでクレアを束ねていた父を失った桔梗だが、6年後、伝統の神威巫女を復活させてその地位につく。
普段は物静かで無口。 クレアクライシスの精神的支柱として将兵と国民から敬愛を集めていた女性だが、かつてのクレアムーンがそうであった様に、彼女もそのカリスマ性だけを利用され、指導者としての厳しさは持ち合わせることはなかった。

帝国との決戦となった「ロイカーンの戦い」において自らも出馬。この生まれて初めての戦場で流れ矢を受けて負傷する。
1527年、ラコルニア帝国とクレアクライシスの交渉は難航していた、しかし失明したティアが、僅かな供を連れて桔梗を電撃訪問。
これにより、それまで「お飾り」に近かった桔梗も、積極的に和睦と同盟締結に口を挟み、ついに両国の和睦と同盟が結ばれることとなった。
その後クレアクライシスは独立国として新たな歴史を刻み、桔梗は1536年に引退するまでクレアの象徴的存在として輝き続けた。引退後は一切歴史の表舞台に名を出さずに隠居。1575年に病で倒れるまでその肌はクレアの雪のように白く艶やかだったという。

人物

  • なぜロイカーンの戦いに自ら出陣したのかについては諸説があり、「本人の意思ではなく、神官たちに担ぎ出された」という意見が有力視されている。クレアクライシスにとってこの戦いは、ラコルニア帝国に引導を渡す戦いと思っていた為、神官は桔梗を戦場に送り出すことで、この戦いを完璧な「伝説」に仕立て上げるつもりであった。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 17:05