ロアリー


基本情報


略歴

フェローラ国の将軍にして、ガルゾーマの副官。直接軍事、内政、外交に口を出すことはないが、これらの重要な会議のセッティングを行う等、秘書に近い形でガルゾーマに仕えた。
その補佐は政務に留まらず、ガルゾーマの私生活、私用さえ自ら進んで準備に奔走した。

ロアリーが一度だけ軍事面において自らの意見を進言したことがある。
フェローラの戦いにおけるムストア湾海戦勃発時、ラ・ディアス帝国軍が上陸する場所の地形を熟知し、独特の岩場が一定の方向にしか風を運ばないことから、ポイズンブレスの罠を提案し、結果的にこの作戦がムストア湾海戦勝利の鍵を握ることとなる。
これは、彼女が日ごろからいついかなる事態が起きてもいい様に、フェローラ国の細部に至るまで地形を調べ、熟知していた為である。

しかし、アルファ1737年、フェローラ強襲作戦においてガルゾーマが討たれると、城を燃やす業火に身を投じて彼の後を追った。

人物

  • 単なる事務的な補佐では飽き足らず、どんなときでも主であるガルゾーマの質問に瞬時に答えられる様に、自国のあらゆる情報を収集していた。それは内政、外交、軍事から地形、最近の市井の関心まで多岐にわたっていたが、その中でも地形調査に関しては、自らの足で調べるほど力を注いでいた。
  • ガルゾーマに恋慕の念を抱き、彼の後を追ったのも、忠義というよりも恋愛の感情からとった行動である。だが、ガルゾーマは常に三魔王の同胞であるジルダーの面影を追っていたことも知っていたため、自分の思いが永遠に叶わないという事も自覚していた。

関連項目


最終更新:2014年02月23日 21:45