馬来こずえ


基本情報


略歴

1523年、反乱鎮圧に出陣した帝国軍の斥候部隊との小競り合いが起こった事により故郷の村が壊滅。1人だけ生き残る。その数日後に近隣を移動中だったルイーザにより山賊団アザルに誘われ、ラコルニア帝国への復讐をするために山賊の一員となった。
しかし、1524年ティア軍のウァールによる山賊討伐部隊の攻撃により山賊は壊滅、捕虜となりカルカシアに抑留された。
1525年、ルイーザは、山賊の残党軍を率いてカルカシアを強襲、その際こずえも救出され、そのままルイーザ達と共に新天地へと共に旅立つこととなる。

以後もアザルの中心人物の1人としてルイーザの暗殺後にも活躍するが、アザル建国の数年後に放浪の旅に出るとして公の場から姿を消す。
旅の途上で孤児を養子に迎え、後にその孤児をアザルに送った際に持たせた書状に名が記されていたが、それ以外の足取りは一切不明。

人物

  • 馬嫌い、酒乱、迷ったらとりあえず突き進むタイプだった為、いつも大変な目にあっていた。
  • 山賊団の主要メンバーに対しては、ルイーザを「ルー様」と呼ぶ以外には"名前2~3文字+年上の女性には[姐]、男性には[さん]、年下には[ちゃん]付け"で呼ぶことが多い。年齢詐称をしていてもなぜか見破ってしまう。
  • 山賊団加入直後はラコルニア帝国への復讐心から山賊仲間ですら拒絶していたが、後に立派な「いじられ役」となった。
  • 山賊加入時に「名前だけじゃ不便」だからと、自分で苗字をつける。"絶望していたら馬が来た"ことが由来。後にとある事件から極度の馬嫌いとなったため、もう少し苗字を考えてつければよかったと後悔していた。
  • 庭である筈の山でよく迷子になることから、アザル内部では「迷子犬」という渾名がつけられていた。ただし本人は猫派。

関連項目

  • The End of ELEGY
  • コズエ 世界、時代がまったく異なるのに類似した登場人物。馬来こずえをモデルにした創作人物説が有力。

最終更新:2011年04月22日 14:15