基本情報
略歴
人物
- 馬嫌い、酒乱
- 暴れ馬に追われた際になぜか標的にされて追いかけられたが、馬を引き離す程の速度で街中を走り回り、最後には馬が疲れて倒れてしまったという。多少の誇張があるにせよ、馬に追われた時にのみ人間離れした潜在能力が開花するらしい。他の場合には全く役に立たない。
- 山賊時代に結成していた山賊団の名前は「ザルカの黒虎」だったが、とある港町で海老を見て名乗るのをやめた。
- 迷信は信じないタイプ。信じると普段理不尽な目にあっていることが余計にひどく感じられるから。
コズエにまつわる諸説
馬来こずえや、他の物語に登場するコズエと名乗る登場人物との間にあまりにも共通点が多いため(コズエ系キャラクター)、実在不在を含め様々な説を唱えられている。
創作説を唱える派の根拠は、「信憑性のある史書にはその名前が見られず、コズエが登場するのは、六界戦争が終戦してだいぶ経ってから(ルーイガルドにおいても
The End of ELEGYの物語が知られてから)書かれた物語のみ」というものである。
以下にその一例を挙げる。
- 実在説
- 「偶然説」 偶然にも、各要素が同じである登場人物が各物語に存在しているだけという説。そもそも、数千年の歴史が六つの世界分存在する。コズエ以外にもキリカやアレスといった、共通点が多いが、単なる偶然の一致、という例は枚挙に暇がない。
- 「同一人物説」 実は彼女は密かに転移ゲートの存在を知っていて、全ての登場人物が同一人物であるという説。この説を唱えた学者は現在ファンタジー小説家となっている。
- 「子孫説」 同一人物説の発展型、転移ゲートを使用できる一族だったとする説。世間では嘲笑の的にされている。
- 「輪廻転生説」 一部の宗教団体が主張する輪廻転生の具体例として挙げられるが、この教団は各国からカルト扱いされている。
- 創作説
- 「モデル説」 モデルとなった実在の人物があまりに地味だったためにオーバーな創作でキャラ付けをされたという説。根拠は、六界の存在が知られ、ルーイガルドにおいてThe End of ELEGYの物語が知られた後に作られた物語にしか登場しない事と、人間という一般的な設定付けの中では歳と伝承が合致しないというもので、現在この説が最も有力視されている。
- 「マスコット説」 モデルすら不在であり、物語の箸休めとして創作されたという説。
- 「暗号説」 作者が密かに込めた暗号という説。陰謀説を好む人たちが好意的に受け止めている。主張される代表的な暗号に"為政者達に虐げられた一般市民を登場人物として記号化した"というものがある。
- 「遊び心説」 物語の編纂者がただの遊びとして挿入した身内ネタであるという説。
各物語に登場するコズエというキャラクターは、いずれも物語の箸休めとして描写されることが多い。
そのために実社会においても、下記のような登場人物に共通して見られる点をいくつか満たしている人を指して「コズエ的な人」「コズエ役」「コズエ係」と呼称することがある。(特に性格を指してよく用いられる)
また、様々な物語に同じ様なキャラクターとして登場するため、演劇などの分野においては演者に人気のあるキャラクターとなっている。(原作では登場しないにも関わらず、劇中に登場することもまれにある。)
主に見られる各登場人物間の共通点
- トラウマによる馬嫌い
- 酒乱(酒を飲むと必ずトラブルを起こす)
- 性格(不真面目、場当たり的、お気楽主義、マイペース)
- 低身長、髪型などの外見的特長
- 他の登場人物と比べた際の実績の無さ
- 田舎者である点
- 名前
- 生没不詳(馬来こずえのみ生年月日が分かっている)
- 山賊、泥棒等の行為による前科、逮捕歴
グラドリア湾での戦い以降
グラドリア湾での戦いにて、戦いが終わった直後に爆破工作を計画したが失敗。そこで戦死したと語られるが、生存説も根強く残っている。
生存説派の主張には、グラドリア近辺を根城とする山賊の女頭領がこの戦いの後に現われたとの史書の記述を基にしたものが多いが
そもそもの人物像として上記のモデル説が有力とされていることと、例え生存して山賊となっていたとしても歴史上の重要度は皆無であるために研究の題材として取り上げられることは少ない。
関連項目
最終更新:2012年04月14日 23:53