ゲルニア

基本情報


略歴

バーン国領内で山賊の頭をしていたが、討伐部隊に包囲された為部下達と共に降伏、以後バーン国軍所属となる。
アルビス国との第3次リアリッピの戦いにおいて壊滅したライウンの部隊を再編する際、彼女の部隊に組み込まれた。
これには、賊上がりでなにかとモラルの低い旧山賊部隊を各部隊に分散させ、更にライウンの部隊指揮能力の高さから、長期的に彼らを精鋭に鍛えるという上層部の思惑があったが、現実はそれよりも早く第5次リアリッピの戦い、そしてカオスギアの戦いが勃発、この戦いの最中に反乱を起こして逃亡、以後は再び山賊団を結成する。

バーン国はその後アルビス国に降伏、混乱状態となり、辺境の地まで治安維持ができなくなった為、彼の山賊団がどの様な顛末を迎えたかは記録が残っていない。

人物

  • 記録については、ライウンの報告書内で素行の悪さが述べられていること以外はほとんど残っていない。その経緯から、戯作等では「嫌われ役」を与えられることが多い。
  • 山賊時代の活動について、仮にも精鋭部隊候補として徴用され、ライウンも最後まで除名しなかったことから、通行料を払わない商人等に対して進行の妨害をする程度のおとなしいものだったのではないかと推測する説がある。これに対して発覚を誤魔化すすべに優れていたのだという反論もある。歴史学者ほど前者の説を、戯作者ほど後者の説を採りたがる傾向がある。また、折衷説的なものとして、山賊時代はそれほどでもなかったが、正式な兵として活動するうちに「要領よくやる」方法を覚えて急速に素行が悪化していったとする説もある。ただし、いずれも憶測の域を出ない。
  • 部下に弟がいたが、アルビス国との戦いで戦死、これが実の弟だったのか、いわゆる兄貴分・弟分の関係だったのかは不明であるが、これもライウンに対しての私怨に繋がることとなる。

関連項目



最終更新:2013年10月06日 10:33