ファルス

基本情報


略歴

クルーディア帝国皇帝。

三男であったが、兄が相次いで病死した為、帝位継承者となる。
しかし、これはファルスが行った兄への毒殺であり、そのことに気付いた神官は、帝位継承の際に行われるカオスクラウン戴冠に難色を示した。
これに怒ったファルスは、神官の娘であるアルディナを人質同然に自らの元に嫁がせる。
娘を人質にとれば、いずれ神官も諦めて戴冠の儀式を行うだろうと思ったが、それよりも早くアルディナは、ファルスの心に潜む残虐性に気付き、カオスクラウンをもって帝都から脱出する。
ファルスはアルディナを捕らえると、カオスクラウンの場所を吐かす為、拷問にかけて殺害する。
結局カオスクラウンの居場所はわからずに、戴冠式も行われず、「后殺し」の噂だけが広がり、彼の名声は地に堕ちる。

それでも、巨大な軍事力を背景にサムルトンリアムスとの三つ巴の戦いを勝利に導き、戦乱の時代を終わらせる。
だが、アルディナの弟であり、戦乱を終わらせた立役者であるフェリサスが本性をあらわし、ファルスを暗殺、帝位を簒奪することとなる。

人物

  • 暴君というほど乱暴な治世ではなかったが、個人的性格から、側近や侍女の多くを斬っている。それらの噂はフェリサスによって大きく膨らまされ、城下町に広がり、民衆は常に恐怖に震えていたという。

関連項目


最終更新:2013年04月15日 00:41