カオスゼロ

概要

カオスゼロとは、ラドリザンに存在した兵器である。圧縮された魔力を放出する、巨大砲の役割を果たす。
六柱将が、魔族と戦ったとき、魔族の切り札として用意されたが、六柱将によって破壊された。

その後、共和国サムルトンが発掘し、修復作業を行い、サムルトン遠征におけるレンシアの戦いで猛威を振るうが、この戦いで完全に破壊された。
一説には、帝国はこの兵器を無傷で手に入れたが、グラスシードが、将来また別の人間に利用されることを憂いアレスに命じて密かに破壊させたともある。

かつて、魔族が使用し、六柱将を苦しめるものの、6人の団結によって破壊されたカオスゼロ。その残骸を、サムルトンの子孫が修復し、クルーディアの子孫を撃退するために使ったという事実から、世の中の無情、時の移り変わりの虚しさを揶揄する言葉として引用されることがある。

関連項目


最終更新:2013年04月07日 12:45