概要
戦闘に至るまでの背景
ヴァーグリア国は、基本的に自国から攻撃を仕掛けることはなく、他国からの侵攻に対してのみその軍事力を向けていた。
その彼らの元に、
ベルザフィリス国の
ルーディアが単身で現れ、国主
ロレアから、全権を任された軍師
ガリアとの対談の末、両国は同盟を結ぶ。
その時の条件として、戦乱の時代を終わらせるため、
ヴァーグリア国は、南方の小国で起きていた群雄割拠を鎮めるというものがあった。
これを実現させるため、
ヴァーグリア国は諸国に対して連合的な同盟を提案、
ヴァーグリア国の力はこの頃既に周囲の小国を圧倒していたため、ほとんどの国がこれに従うが、唯一正面から拒絶したのが
カーリディア国であった。
ヴァーグリア国は、戦乱を終わらせるため、自ら出陣し、はじめて「自分達が攻撃側」となる大規模な戦いを引き起こした。
戦いの結末
戦いそのものの詳細な記録はあまり残っていない。
兵数においても、軍略においても、そして兵の精強さにおいても、すべてにおいて圧倒していた
ヴァーグリア国が、圧倒するべくしてしただけの戦いであった為である。
こうして決戦に敗れた
カーリディア国は、
ヴァーグリア国によって完全支配下に置かれ、南方諸国の戦乱(小国同士であった為、規模は
蜉蝣時代の群雄割拠とは異なり、小さな戦乱ではあった)は終結することとなる。
最終更新:2013年02月09日 13:53