魔導器

概要

魔導器とは、あらかじめ魔力を蓄えておき、法術師に共有する器状の機械である。
精霊からの魔力を一旦貯蔵し、内部の共鳴によって増幅され、付近にいる術者に送る事ができた。
戦場で使用すれば、法術隊は無限に術が放てる存在となる。
実際は魔道器の容量があるため、無限ではないが、ここに蓄積できた魔力は一日や二日で使いきれるものではなかったので、野戦においては無限と呼ばれていた。

リグライナ帝国とヴィッツ国におけるフィリアの戦いで実践投入されるが、このときヴィッツ国王ロルストーンは、魔導器のことを「過去の遺産」と呼んだ。
そのため、ヴィッツ国が作り出したものではなく、発掘したものだと考えられるが、リグライナ帝国が鉄の鎧兵を発見した様に、ノヴァの遺産だった可能性がある。
しかし、この戦いで魔導器が破壊されたため、その後の研究は一切行われておらず、詳細は不明である。

関連項目


最終更新:2013年02月06日 18:17