ギルミアの戦い

概要

ギルミアの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年、ロー・レアルス国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。
アルディアが残した蜉蝣戦記には表記がなく、資料に乏しい戦いである。

戦闘に至るまでの背景


▲693年2月における勢力図

シャリアル国は、686年、カルディスリファードの戦いで敗れたとき、その混乱に乗じてジース砦ドルリア砦を占領している。
長き間、これらの砦は放置されていたが、メファイザスが奪還を決意、自ら軍勢を率いて出陣した。

両軍の戦力

攻撃側 守備側

ロー・レアルス国軍
軍勢
シャリアル国軍
総兵力不明 兵力 総兵力不明
メファイザス 総指揮 リガリオン
軍師
主要参戦者

メファイザス

ゼノス

ゾッグ

ドゥバ

グフス

ドラグゥーン

リガリオン




戦闘経緯

メファイザスは、策略により、自分達がガズス砦にいると見せかけて、ドラグゥーンリガリオンの二人を釘付けとして、その間にジース砦を陥落させる。
更に、ジース砦に残されていたシャリアル国の捕虜と旗を使い、偽情報を持ってガズス砦からおびき出し、野戦で決着をつけようとする。
ゼノスの攻撃により、さすがのドラグゥーンも負傷、更にゼノスの副将だったゾッグも、この戦いで大いに活躍し、功績により副将から部隊指揮官への独立を遂げる。

戦いの結末

この勝利により、ロー・レアルス国は、リファードの戦い以後に奪われた領土のほとんどを奪還することに成功した。
その一方で、グフスは、直後に起きたリューグ国との小競り合いで捕虜となり、以後リューグ国に仕える事となる。


最終更新:2011年12月16日 23:29