カグルス

概要

カグルスとは、アルファで、広く普及している盤上の抽象戦略ゲーム。
2人が交互に駒を動かしながら、相手の陣地・駒を奪い合い、最終的に「王」の駒を奪った方の勝利となる。
「陣地」を奪うことで、特殊な駒を追加できたり、二度行動ができたりと、戦局を有利に進めることができる。
起源は不明だが、アルファ300年頃には、ロンドーナ大陸の各地で行われ、700年頃には既に世界中に広まっている。

それぞれの土地によって、独自のルール改正、駒の名称変更等も行われており、出身国の違う者同士がこのゲームをやろうとすると、ローカルルールに驚くこともある。

カグルスにまつわるエピソード

  • 710年、ディルセアメファイザスが、斗陣の奏献上の際、カグルスで対戦したというエピソードがある。
  • 1400年頃のクレアティボ国では、「王を討つなど許さぬ」と、「王」の駒が「反乱首謀者」の駒にされ、現在でもそのままになっている。
  • ローカルルールを逆手にとり、自分に都合のいいルールを、急遽「自分の国のルールでは」と、付け足す、といった笑い話は、各地にある。

最終更新:2011年12月15日 19:48