バルドの国替え

概要

バルドの国替えとは、アルファ692年、シャリアル国とバルド国で行われた領地交換であり、ルーディア包囲網を組んでいた両国が、決して同列ではなく、完全な上下関係であることを内外に示すこととなった。

シャリアル国は国替えにおける様々な利点を並べたが、それらは当然形だけのものであり、実質上「ベルザフィリス国に対して盾にする」為の領地交換であった。
また、既にバルディゴス討伐連合軍時代の盟主ボルゾックと、この時点でのメスローでは、力関係が逆転していた為、メスローは、ボルゾックがこの命令に従うかどうか試してみただけで、拒絶されても構わない、程度の提案だったという説もある。
ボルゾックは、怒り狂いながらも、現在の立場と力関係を知って、この命令に従い、イージル城へと移り、メスローの思惑通りベルザフィリス国との戦いにおける「盾」にされることとなる。

なお、蜉蝣時代の特徴として、元々がルディック帝国における区だったこともあり、ここでいう国替えとは、トップの人間の「任地」が変わるだけであり、民衆が移動するということはない。


692年8月時の勢力図(クリックで拡大)


693年2月時の勢力図(クリックで拡大)

また、ベルザフィリス国と友好関係を結び、包囲網を北から牽制をすると約束していたロードレア国は、国替えの混乱に乗じて、ノーウェイ砦を占拠している。

関連項目


最終更新:2011年12月06日 15:41