概要
戦闘に至るまでの背景
ゼイレアン地帯は、こうして一進一退の攻防を繰り広げるが、
カルディスは、決着をつけるべきときが来たと、本格的な侵攻を決意することとなる。
両軍の戦力
戦闘経緯
第5次ゼイレアンの戦いは、
エルザイア城を舞台に、互いに死力を尽くした総力戦となる。二十日にわたる激しい篭城戦の末、
カルディスは軍を退かせた。
しかし、この戦いで
ソフィスは自ら城壁に出て指揮を振るっていたが、流れ矢にあたって討死を遂げていた。この突然すぎる戦死は、
ロー・レアルス国軍の戦史には残されていない。
あまりにも突然かつ偶発的な事だった為、討ち取った
ロー・レアルス国はそのことを知らなかったという説と、
カルディスが旧知の
ソフィスの死を悼み、あえて史書から削除したという説があるが、真相は謎である。
どちらにしてもこの戦いで
ロードレア国軍は司令官を失い、城こそかろうじて持ちこたえていたが、ゼイレアン地帯は
ロー・レアルス国の支配下となる。
蛇足だが、後世の小説では、この事故にも等しい討死が、
レイディックの軍師には似つかわしくないという判断か、
メファイザスの策により、
ソフィスの姉(
バルディゴスによって討たれた一族)が歌っていた子守唄によってバルコニーに誘き出された所を、闇討ちにあったということになっている。
戦いの結末
最終更新:2011年12月04日 00:38