概要
戦闘に至るまでの背景
ロー・レアルス国を建国した
カルディスは、その野望の炎を更に燃やし、隣国への侵攻を開始していた。まずは旧
ルディック領土を蹂躙し、次々と
ロー・レアルス国に旗色を変えて行く。戦場においては常勝の名を欲しいままにし、統治においては民の心を掴み、彼の進軍は順調そのものであった。
既に、
ルディック国制圧は時間の問題だと思った
カルディスは、ルディック方面を部下に任せ、この年の3月自らは天然の要害に守られた
ガルシーダ国に兵を差し向ける。これに対して
ガルシーダ国は、同盟国である
ヴァーグリア国に援軍を要請、これにより状況は一変する。
後の
六界戦争でも数多くの英雄を生み出すこととなる
ヴァーグリア国は、「竜の子」と呼ばれる一族であった。決して自分たちからこの戦乱に手は出さなかったが、一度彼らを戦場に呼び出せば、竜の咆哮が戦場に木霊することとなる。
両軍の戦力
戦闘経緯
戦いの結末
なお、伝説によるとこの戦いからの逃避行の最中、雨を凌ぐため聖廟へと辿り着いた
カルディスは、その地で炎の剣「
エィルフィック」を見つけ、炎の申し子と呼ばれる様になる、とあるが、これが事実かどうかは定かではない。敗戦ムードを払拭させる為に振りまかれた宣伝であった可能性が高いが、
カルディスが、敗北したにも関わらず、これ以後炎の如く覇道を突き進み続けたことから、案外伝説も真実であったのかもしれない。
最終更新:2011年11月30日 21:20