ネモリアの戦い

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概要

ネモリアの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ686年2月、ロードレア国軍とゾリメック国軍の間に起きた戦いである。

戦闘に至るまでの背景


▲686年3月における勢力図(ネモリアの戦いは、2月に行われている)

アゾル城の戦いにおいて国を失い、ロードレア国へと落ち延びたラディアを待っていたのは、思いのほか手厚いもてなしであった。
更にロードレア国主レイディックは、アゾル国の敵討ちと称してゾリメック国への軍勢の派遣を決意、その総大将にはラディアが抜擢された。
勿論これは、レイディックがロマンチストだったというエピソードではない。敵討ちに燃えるラディアを飾り、実権を腹心のソフィスアリガルに持たせて行わせた軍事行動である。
友好国(文献によっては「同盟国」だったともある)であったアゾル国の敵討ちという一面は無かった訳ではないが、真意はそれを利用した領土拡大にあったと見てまず間違いはない。
そして、それは戦国の時代ではとりわけ後ろ指を指される行為でもなく、寧ろ至極自然な流れであった。
だが、逆に後ろ指を指されるべき男もいる。ゲーリー国国主マラである。
彼はゾリメック国を利用するだけ利用すると、アゾル国の旧領をほぼ全て独占し、ロードレア国の軍勢に攻め込まれて救援を求めるゾリメック国の要請を完全に無視している。ここにきて初めてサリーアも自らが利用されていたことに気づかされた。

両軍の戦力

攻撃側 守備側

ロードレア国軍
軍勢
ゾリメック国軍
総兵力17000 兵力 総兵力9000
ラディア 総指揮 サリーア
ソフィス 軍師
主要参戦者

ラディア

ソフィス

アリガル

エルジレア

ボルゴス

サリーア

ナッシュ

グルディア



戦闘経緯

ロードレア国軍の侵攻により、ゾリメック国の国境は突破された。その進軍を食い止めるべく、サリーアナッシュグルディアの制止も聞かず自ら陣頭に立ち最前線へと向かう。
しかし、戦いにおいてはロードレア国軍の敵ではなかった。先陣をかってでたグルディアは、ラディアの突撃の前にあえなく討死を遂げ、ナッシュ部隊も半壊する。
この一戦において、ラディアバルディゴス討伐連合軍で見せた指揮能力の高さと、一騎打ちの強さが「本物」であることが立証され、新参でありながら、ロードレア国の主力将軍に名を連ねることとなる。

戦いの結末

緒戦から苦戦を強いられ、グルディアを失ったサリーアは、休戦を申し込む決意を固める。
ロードレア国軍では、これを無視してゾリメック国本土まで攻め込むべしという意見が占めるかと思われたが、ラディアソフィスがこれに反対する。サリーアの人柄から利用されていた事を理解させれば矛を収めるということと、このままゾリメック国を武力で平定すれば、ロードレア国軍もある程度の損害は覚悟しなくてはならない、しかし、ゾリメック国を属国とすれば戦わずしてそのまま国を傘下に収めることができる。
結局この提案により、ゾリメック国はロードレア国の傘下となるのだが、その会見にもマラの手が赴いていた。
サリーアは敵陣に僅かな供だけを連れて到着、ラディアもこれを丁重に出迎えるが、そこにゲーリー国軍師リディアニーグの暗殺者が紛れ込んでいた。たった一本の矢でラディアを狙えば、それが成功しようと失敗しようとロードレア国の将がその場でサリーアを斬り、両国が再び猜疑と憎しみの関係に逆戻りする。このリディアニーグの策を受けた暗殺者であったが、既にその行動を予期していたソフィスによって妨害される。
この報告を聞いたゲーリー国は、リディアニーグゾリメック国侵略の提案をするが、これをマラは不採用とした。手に入れたばかりのアゾル国の領地を統治するには、まだ時間が必要だったことと、南で急成長を続けるカルディスに隙を見せる訳には行かなかった為である。