斗陣の奏

概要

斗陣の奏(とじんのそう)とは、アルファ710年、ベルザフィリス国の軍師ディルセアが、ロー・レアルス国の国主メファイザスに向かって書き、自ら本人の前で読み上げた、天下分け目の決戦において雌雄を決しようという挑戦状である。

この時、戦国乱世の蜉蝣時代は、既にベルザフィリス国、ロー・レアルス国に絞られ、両国が決戦に向かうのは自然な流れであった。
わざわざディルセアが、この様な芝居染みた挑戦状を送る必要はなかったのだが、彼はメファイザスという人物をこの目で見たいと、あえてこの様な手をとった。(この時代、たとえ降伏を勧める使者であったとしても、使者を斬ることは八つ当たりであり、国主の器を小さくする行為として避けられていた為)

この後、メファイザスは、ディルセアを招いて酒宴を行い、その後余興として二人で駒を取り合う抽象戦略ゲームカグルスを行う。
その勝負は、メファイザスが勝利したという。

関連項目


最終更新:2011年11月28日 21:32