概要
ルディック帝国は、歴代皇帝を補佐する二人の副将がいたが、その一人である
バルディゴスは、皇帝を暗殺し、
蟠踞乱戦争と呼ばれる戦いを制して強引に帝位を簒奪する。
これに対して、もう一人の副将だった
ロールソレアは、バルディゴスを討つべく、各国(実際は
ルディック帝国内においける各区だが、この頃既にそれぞれが独立国の様に振舞っていた)に書状を送る。(
ロールソレアの密書)
しかし、これが発覚し、
バルディゴスは追手を放って
ロールソレアの一族、各国へ派遣された使者を殺害する。
だが、
バルド国の
ボルゾックにのみ、この書状は届き、これを「自分の提案」と摩り替えた
ボルゾックの決起により、バルディゴス討伐連合軍が結成されることとなる。
既に
ルディック帝国皇帝の威厳は失われ、各領主は、領主ではなく国主と名乗り、自らの領土を「国」として自由に統治していた時代ではあったが、だからといって皇帝を殺害した
バルディゴスをそのままにしておく訳にはいかなかった。
ある者は単なる先祖からの義理のため、ある者は次の時代への密かな野心のため、ある者は純粋に国主の義務と受け止め、バルディゴス討伐連合軍は結成された。
連合軍には、この戦いをきっかけとして幕を開ける
蜉蝣時代と呼ばれる乱世で名を馳せる国主、将軍が数多く所属することとなる。
バルディゴス討伐連合に参加した国
討伐連合軍とバルディゴス軍の戦い
討伐連合軍解散
これらの混乱もあり、また当初の目的である
バルディゴスは討たれ、
ルディック帝国が、以後は
ルディック国として諸国と同格になると申し出たことにより、連合軍は解散することとなる。
関連項目
最終更新:2011年11月29日 13:29