ハウンド草馬伝


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ハウンド草馬伝は、ラドリザン歴1270年に、ハウンド族ロナ・ハウンド・フリッペンによって執筆された物語である。

概要

ラドリザン歴1265年、ルディ病没に事を発した旧帝国貴族の武装蜂起により、
ラグライナ南方の草原で生活していたハウンド族も巻き込まれ、抗戦も虚しく滅亡する。
この旧帝国貴族軍に対するハウンド民族の抵抗を描いた物語である。

執筆者であるロナは、これは戦記であると主張していたものの、内容は旧帝国貴族軍への報復プロパガンダに近く、おおよそ客観的な視点とは遠く離れたものとなっている。
また、精霊の風が敵軍をなぎ払ったなどと、御伽噺のごとき脚色も含まれており、これをまともな史書として見る歴史家はほとんどいない。
ロナは史実と創作の境界を明かさないまま死去したが、帝国貴族軍側に残った資料と照会することにより、史実と思われる文章を調査する研究は行われている。
また、ロナは戦記としての創作については肯定も否定もしていなかったが、架空人物についてははっきりと否定しているため
登場人物は全て実在した人物とされているが、ハウンド族は戸籍を作っていなかったため、それを裏付ける資料は非常に少ない。

主な登場人物

フロガ・ハウンド・フォックスバット(1213-1266)
フォックスバット家の12代当主。ラグライナ帝国将軍だったアリサの父にあたる。
部族をまとめて抵抗するものの、中盤にて戦死。彼の戦死後は娘のフレスカが当主と指揮を引き継いだ。

フレスカ・ハウンド・フォックスバット(1240-1266)
フォックスバット家13代当主にして、最期の当主。アリサの妹にあたる。
父戦死後に当主を引き継ぐものの、戦いに関してはまったくの素人であり、民族の崩壊を止めることは適わなかった。
帝国貴族軍に追い詰められた彼女は、フォックスバット家邸宅に火を放ち自決する。

ニトル・ブランシュ(1203-1266)
フォックスバット家メイド長。先代から仕えるベテランメイド。
フォックスバット家のメイドは代々フォックスバット家の護衛もかねている武装メイドだった。
年齢を感じない動きを見せ、配下の武装メイドを指揮するが、フォックスバット家邸宅の攻防戦で戦死。

ラディッシュ・ハウンド・フリッペン(1242-1266)
この物語において、ヒロイン的存在として描かれるメイド。アリサの従妹にして、著者ロナの妹でもある。
2本の曲刀を使った踊るような戦闘を得意とする。
当主であり、姉のような存在であったフレスカの自決を見届けると、敵中に飛び込み20人あまりを斬殺しながらも
弓による狙撃を受けて戦死する。

パセリ・ブランシュ(1240-1266)
ニトルの孫。ラディッシュとコンビを組んでおり、描写シーンも多い。
邸宅内の戦闘で奮戦するも力尽き、ラディッシュに当主フレスカを託して戦死する。

関連項目