ゲフェン

基本情報


略歴

左半身は人間、右半身は異形の姿をした少年。いつどこでどうして生まれたのかは全くの不明であり、ゲフェン本人も物心ついた時には既に獲物を狩って生活していた。
寂しさに耐えかねて、道行く人間と友達になろうと思って近づいては矢を射かけられる事多数。人語さえ解れば大丈夫だと思った彼はこっそり通行人の後を付いていき、ごくわずかではあるが人語が話せるようになった。また、森の動物達と仲良くなってからは獲物を狩らず果物だけを食べて生きている。
フレイヤに拾われてからは彼女を姉と慕い軍にも参加した。しかし周りからは悪魔の子だと言われていた為、外でフレイヤと軍務以外で話すことはなく、なるべく距離を置いていた。
第一次シャルロッツ包囲戦での撤退中、ル・マンティス軍の待ち伏せに遭い部隊は敗走する。彼は味方が橋を渡りきった事を確認してから異形の怪力で橋を落とし、たった一人で敵軍に立ち向かって壮絶な戦死を遂げた。

人物

  • 異形の半身は右腕全てが巨大な鎌の様になっており、果てしなく凶悪な姿をしている。しかし実際は寂しがり屋であり、自分を弟として受け入れてくれたフレイヤを深く信頼している。彼女の同僚のリサのことは異形仲間(リサ将軍には羽が生えている為)だと思い、仲良くなろうと一方的に付きまとっていた。
  • 悪魔の子扱いされた事に深く傷ついていたが、フレイヤに迷惑が掛かると思い、その事は彼女に伝えなかった。また、復讐しようなどとはそもそも考えなかった。
  • 肉が嫌いで、食事に出されても全く食べなかった。初めてフレイヤが作ったハンバーグを食べた時、すぐに吐き出して外に逃げて行ってしまった。動物と話せる事で、友達を食べているような錯覚を覚えたらしい。


関連項目


最終更新:2011年04月22日 15:23