フレイヤ

基本情報


略歴

クリート国の中核を担う将軍。平和主義的な性格で、例え敵国の人間に対しても差別せずに何とか共存出来る方法を常に探していた。
女神戦争の開始時も戦争を嫌って辞表を出そうとしていた。しかし、ル・マンティス国の攻撃で両親が死亡してからは復讐の為に軍に残る事を決意する。各地でル・マンティス側の軍を撃退して英雄的扱いを受けるが、ある時魔物とも人間とも付かない少年、ゲフェンを仲間に加えてからは彼女の運命は一変した。ゲフェンは人語も満足に話せず、また半身が異形であった為に、悪魔の子を仲間にしたと異端視されたのであった。
彼はその後第一次シャルロッツの戦いで撤退する味方を逃がす為に一人奮戦し多くの味方を助けて戦死したが、兵士の殆どが命を助けられてもなお彼の事を悪魔の子だと言って蔑んだ。フレイヤは味方の不義理に憤ったが、コダン神殿の悲劇での部下との揉め事がきっかけで部下からの求心力が欠如しているという理由で罷免されてしまった。
その後シャクティアナ軍の攻撃が始まり、クリート国は占領されてしまう。初めはフレイヤも国を取り戻す為に戦おうと思っていたが、シャクティアナがクリートとル・マンティスの戦争状態を停止させた事で、多くの命が助かった事を深く感謝するようになった。
以後は旅に出て多くの国を回ったと言われているが、彼女の最後は未だに明らかになっていない。

人物

  • おおらかさと天然さを兼ね備え、細かい事はあまり気にしない。たまに気にし無さ過ぎな事もあったという。
  • 小さい頃に弟・フィゲルを病気で亡くし、ゲフェンを仲間に加えたのは彼が弟に良く似ていたからだと言われている。
  • 同国のリサ将軍とは試作武器の実験台と制作者という間柄。同期の将軍がリサ将軍の名前の件で彼女をからかった事に怒り、「リサは可愛いわよ!黙ってれば!!」と言って、当の彼女にはっ倒れたことがある。
  • フレイヤ愛用のハルバード「ブリュンヒルド」はリサ将軍が作った武器である。
  • コダン神殿の悲劇が起きた際、部下の兵士が「あの悪魔の子が生きててやったんじゃないのか」と冗談を飛ばした事に激怒してその部下を殴り飛ばしてしまった。これが権力の乱用として中央に伝わり、軍律を正す為に罷免された。
  • ル・マンティスのユミルとはある事件があって知りあいになり、彼女がクリート国に捕まった時は命がけで助けに行った。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 19:51