ディルセア

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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/delirusea.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 ディルセア・スエルシーダ -生没 [[アルファ]] (671~735) -出身 [[イージル]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- 無から生まれた[[ベルザフィリス]]国は、出自を問わず一芸を持つ者が次々と登用された。山賊上がりの伏兵隊長、漁師上がりの艦隊司令官、農民上がりの[[五舞将]]と、その出身に統一性はない。 その極めつけが、流浪上がりの軍師[[ディルセア]]であるが、彼らを次々と見出した[[ルーディア]]の人を見る眼には改めて感嘆させられる。 旅人を招いて、他国の情勢を聞く事を欠かさなかったルーディアは、ある日ディルセアと出会い、その洞察力、先見力、そして古今東西のあらゆる兵法を蓄積した知識を見抜き、軍師として迎える。 彼もそれに答えてベルザフィリス国の軍勢を再編成、適材適所に人事を再編し、短期間に軍勢の練度を高めた。特に、圧倒的な差があった海軍を[[アル]]国と同格にまで鍛え上げた手腕は特筆に値する。 更に、内政面でもベルザフィリス国法を確立させ、国力の充実をはかった。 [[エンパイアコスモスの戦い]](694)では、[[ルーディア]]と共に、内通者を逆利用して、[[アル]]国艦隊の動きを封じ込め、勝利の要因の一つを作る。 [[リッヅの戦い]](695)で、実際に部隊の指揮官として戦場に立ち、[[バルド]]国の軍師[[デスレーダ]]を相手に、見事に初陣を勝利で飾る。 696年には、[[ロッド]]国を侵攻する[[ロードレア]]国を、「今はまだロードレア国との直接対決は避けるべき」と判断、ロッド国を防波堤として存続させるため、「[[ルバークの乱]]」を起こさせることで、直接戦わずして[[レイディック]]を撤兵させることに成功。 701年、[[ディースの戦い]]で[[ヴェリア]]と初対戦。勝敗にこそ紙一重の差で勝つものの、用兵術ではかなわないと悟る。翌年の[[第2次ディースの戦い]]で再びヴェリアと対陣するが、このときは完敗する。 その後[[ロードレア]]国、[[ロー・レアルス]]国と虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、707年[[ロッド]]国を併合。 ヴェリア亡き後のロードレア国をも滅ぼし、[[メファイザス]]に「[[斗陣の奏]]」と呼ばれる決闘状を自らの手で渡す。 天下分け目の[[ヴァイグの戦い]](710)でメファイザスを破るものの、この頃から[[ガイヴェルド]]との確執が生まれ始める。 [[ルディックの陣]](711)では、[[ルー]]の猛攻に損害を受けながらも、[[ロー・レアルス]]国を攻め落とし、ついに天下統一を完遂させる。 しかし、ガイヴェルドとの確執は深まる一方となり、身の危険を察知したディルセアは早々に隠居を決意、以後は山奥で静かな生活を送る。 &bold(){人物} ---- -[[ヴェリア]]、[[メファイザス]]と並び、[[蜉蝣時代]][[三大軍師]]と呼ばれた。3人とも「天の時」「地の利」「人の和」をもち、それだけでは飽きたらず、ヴェリアは「策」メファイザスは「力」ディルセアは「運」を己の能力に追加させたと称される。 -[[イージル]]国の下級文官ドルザイアの息子として生まれていたが、彼が7歳の時にこんな逸話が残っている。村の少年剣術大会で準優勝した[[ディルセア]]だが、父は決して喜ぼうとはしなかった。自分を認めて褒めてほしいという子供心から、なぜ褒めてくれないのかと父に問いかけると、「なら、去年の優勝者は誰だった?」と聞かれ、[[ディルセア]]は即座に答えるが「では準優勝は?」という問いには返事が出せなかった、同様の質問を剣術だけではなく他の大会でもするが、[[ディルセア]]は「いちいち二位なんて覚えていない」と父に答え、そこではっとする。まさに頂点だけを目指せという父の戒めであった。世が乱世でなければ、いささか勝利至上主義過ぎな気もするが、そんな父を尊敬していた[[ディルセア]]はその教えを守り、流浪の旅をしながらいつか自らの役に立てる為、あらゆる知識を身に着けていた。 -[[ルーディア]]引退後、彼女の眼帯を受け取り、「二代目独眼竜」を名乗るように言われた。ただ、ディルセア自身の照れもあり、眼帯は受け継いだが「二代目独眼竜」を自分から名乗ることはなかったという。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/delirusea.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 ディルセア・スエルシーダ -生没 [[アルファ]] (671~735) -出身 [[イージル]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- 無から生まれた[[ベルザフィリス]]国は、出自を問わず一芸を持つ者が次々と登用された。山賊上がりの伏兵隊長、漁師上がりの艦隊司令官、農民上がりの[[五舞将]]と、その出身に統一性はない。 その極めつけが、流浪上がりの軍師ディルセアであるが、彼らを次々と見出した[[ルーディア]]の人を見る眼には改めて感嘆させられる。 旅人を招いて、他国の情勢を聞く事を欠かさなかった[[ルーディア]]は、ある日流浪の末に空腹で倒れこんでいたディルセアに出会い、哀れみから食料を与える。しかし、ディルセアは受け取った食料を食べながら、「これほど慈悲深い国主をもちながら、[[ベルザフィリス]]国に天下統一が不可能とは、惜しいことだ」と呟いた、驚いた[[ルーディア]]がその理由を聞くと、個々の人材は優れているが、それを束ねる存在がいないと説く。[[ルーディア]]は彼を城に連れ帰り、数日にわたって会話を交わすが、その洞察力、先見力、そして古今東西のあらゆる兵法を蓄積した知識に惚れこみ、ディルセアを軍師として迎えた。 その期待に答えるべく、ディルセアは[[ベルザフィリス]]国の軍勢を再編成、適材適所に人事を再編し、短期間に軍勢の練度を高めた。特に、圧倒的な差があった海軍を[[アル]]国と同格にまで鍛え上げた手腕は特筆に値する。 更に、内政面でも[[ベルザフィリス]]国法を確立させ、国力の充実をはかった。 [[エンパイアコスモスの戦い]](694)では、[[ルーディア]]と共に、内通者を逆利用して、[[アル]]国艦隊の動きを封じ込め、勝利の要因の一つを作る。 [[リッヅの戦い]](695)においては、遠征軍の総指揮官に任命され、ここから本格的に歴史の表舞台に立ち、[[バルド]]国の軍師[[デスレーダ]]を相手に、見事な勝利で初陣を飾る。 696年には、「今はまだ[[ロードレア]]国との直接対決は避けるべき」と判断し、[[ロッド]]国を防波堤として存続させるため、進撃を続けていた[[ロードレア]]国軍の遠征軍を、「[[ルバークの乱]]」を起こさせることで直接戦わずして撤兵させることに成功する。 701年、[[ディースの戦い]]において[[ヴェリア]]と初対戦。勝敗にこそ紙一重の差で勝つものの、用兵術ではかなわないと悟り、翌年の[[第2次ディースの戦い]]では本人の予想通り、再び対陣した[[ヴェリア]]の前に完敗する。 その後[[ロードレア]]国、[[ロー・レアルス]]国と虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、707年[[ロッド]]国を併合。 [[ヴェリア]]亡き後の[[ロードレア]]国をも滅ぼし、[[メファイザス]]に「[[斗陣の奏]]」と呼ばれる決闘状を自らの手で渡す。 天下分け目の[[ヴァイグの戦い]](710)で[[メファイザス]]を破るものの、この頃から[[ガイヴェルド]]との確執が生まれ始める。 [[ルディックの陣]](711)では、[[ルー]]の猛攻に損害を受けながらも、[[ロー・レアルス]]国を攻め落とし、ついに天下統一を完遂させる。 しかし、[[ガイヴェルド]]との確執は深まる一方となり、身の危険を察知したディルセアは早々に隠居を決意、以後は山奥で静かな生活を送り、賢人として慕われる存在となる。 &bold(){人物} ---- -[[ヴェリア]]、[[メファイザス]]と並び、[[蜉蝣時代]][[三大軍師]]と呼ばれた。3人とも「天の時」「地の利」「人の和」をもち、それだけでは飽きたらず、[[ヴェリア]]は「策」[[メファイザス]]は「力」ディルセアは「運」を己の能力に追加させたと称される。 -[[イージル]]国の下級文官ドルザイアの息子として生まれていたが、彼が7歳の時にこんな逸話が残っている。村の少年剣術大会で準優勝した[[ディルセア]]だが、父は決して喜ぼうとはしなかった。自分を認めて褒めてほしいという子供心から、なぜ褒めてくれないのかと父に問いかけると、「なら、去年の優勝者は誰だった?」と聞かれ、[[ディルセア]]は即座に答えるが「では準優勝は?」という問いには返事が出せなかった、同様の質問を剣術だけではなく他の大会でもするが、[[ディルセア]]は「いちいち二位なんて覚えていない」と父に答え、そこではっとする。まさに頂点だけを目指せという父の戒めであった。世が乱世でなければ、いささか勝利至上主義過ぎな気もするが、そんな父を尊敬していた[[ディルセア]]はその教えを守り、流浪の旅をしながらいつか自らの役に立てる為、あらゆる知識を身に着けていた。 -[[ルーディア]]引退後、彼女の眼帯を受け取り、「二代目独眼竜」を名乗るように言われた。ただ、ディルセア自身の照れもあり、眼帯は受け継いだが「二代目独眼竜」を自分から名乗ることはなかったという。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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