カルディス

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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/karudelisu.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 カルディス・メネグレア -生没 [[アルファ]] (658~692?) -出身 [[ルディック]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- [[バルディゴス]]に殺害された兄[[ロールソレア]]の仇を討つため、正体を隠して[[バルディゴス]]に接近し、その天才的なまでの軍才で軍師として[[バルディゴス]]に接近する。 [[バルディゴス討伐連合軍]](684)との戦いでは、[[ルーズの戦い]]において最前線で自ら剣を振るい、生涯の宿敵となる[[レイディック]]、[[ラディア]]と戦場で出会い戦う。 そして、この戦いの最中に本性を現し、陣中で[[バルディゴス]]を討つと、単身[[ボルゾック]]に会見を申し込んだ。 当初はこの暗殺を、「目先の褒美欲しさに実行した小賢しい背信行為」として罵ろうとした[[ボルゾック]]だったが、[[カルディス]]が見せた書状により顔面蒼白となる。 それは、自分しか持っていないと思っていた「[[ロールソレアの密書]]」であった。[[ボルゾック]]は、連合軍結成に使用した名文が、他者から奪ったものだとは言えず、事実を黙ってもらう代わりに「兄である[[ロールソレア]]様の仇を討つ為、危険を承知で敵軍に潜入した、なんという美談」と、諸将にカルディスの戦果を説明しなければならなかった。 その後、カルディスは戦後処理の混乱に乗じて、「[[ルディック]]国内での反乱を防ぐため、自分に同調する者を集めて勢力をつくりたい」と提案、戦後処理に謀殺されていた[[ボルゾック]]は、適当な相槌でそれを承認した。 すると、カルディスは急ぎ本国に戻り、[[ゼノス]]や[[ゾイ]]といったあらかじめ用意していた人材を一斉蜂起させ、あっという間に[[ロー・レアルス]]国を作り上げてしまった。この建国劇はあまりにも用意周到で迅速だったため、かなり以前から根回しがされていたと思われる。 すなわち、カルディスにとってこの建国こそが目的であり、兄の仇をとることは己の野望を達成させるためのついでにすぎなかった。 新興国でありながら、周辺の国と鎬を削り、687年には[[偽帝討伐連合軍]]に参加して[[レイディック]]と共に戦うが、この戦いで[[ゲーリー]]国を滅亡させたことにより[[ロードレア]]国と国境は接触、その後[[ゼイレアンの戦い]](690)で[[レイディック]]と初めて国主として戦い、以後幾度となく戦火を交えることとなる。 その間にも[[ルディック]]国の[[テレサ]]軍を[[ソルドレイカの戦い]](691)完膚無きまでに叩き、[[ルディック]]国を急激に衰退させると、その隙を伺っていた後方の[[リューグ]]国軍[[キルレイツ]]隊を敗走させる。 [[ヴァーグリア]]国に敗れた[[リファードの戦い]]を除いては、負け戦を知らなかったが、[[レザベリアスの戦い]](692)において、[[ヴェリア]]の策、そして国主の座を狙う為密かにカルディスの死を望んでいた軍師[[メファイザス]]の策により、戦場深くにまで誘い出されて突然の戦死を遂げた。 偶然の一致とはいえ、[[蜉蝣時代]]の[[三大軍師]]のうち二人がかりで挑んでようやく倒せたという形になった。彼が[[蜉蝣時代]]の序盤において歴史に与えた影響は大きく、まさに炎の様に燃え盛った激しい生き様から、[[炎の化身]]と謳われた。 &bold(){人物} ---- -乱世の炎を身に纏い全てを焼き尽くして新たな秩序を作るような戦人だったと称されるが、時々見せる人間らしい表情が人々の心をつかみ、[[レイディック]]、[[ルーディア]]とはまた違った魅力で配下の将、民をひきつけた。 &bold(){生存説} ---- 瀕死の状態で[[レザベリアスの戦い]]から生還したという説は当時から存在していたが、主に流布されている話としては、この土地に住んでいた娘に救われ、山小屋で治療を受けていた、彼が目を覚ましたとき、既に[[メファイザス]]の政変が行われていたが、それまで燃え続けていた炎が燃え尽きたせいか、目をさましたカルディスから一切の野望は消えてしまい、歴史の表舞台に立つことを避け、[[アルディア]]の従者になった。その際、彼女について[[ロードレア]]国を訪問したこともあり、[[レイディック]]と会話を交わす。この時、相手の正体に気付いていながらも、[[アルディア]]の「あくまでも私の従者です」という言葉から、[[レイディック]]、[[ラディア]]はそれ以上何も問わなかった。 この話は、[[アルディア]]本人が書き残したものには一切記されていないが、世捨て人になったカルディスが「自分のことは記録に残さないでくれ」と依頼したためだという。 また、[[ベルザフィリス]]国の内政官にフレアという変わり者の男がいたが、彼が仕官する際、[[ガイヴェルド]]は「お前は何ができる」と聞くが、その男はフードを外さず、不敵な笑みを浮かべ「ただ、治世のみ」と答えた。その無礼さに怒った[[ガイヴェルド]]がフレアに詰め寄るが、フードの下から見えた男の鋭い眼光に動けなくなる、フレアは小さな声で「母上([[ルーディア]])の頼みで力を貸しに来た、ただし、治世のみだがな」と言い残して地方都市へ向かい、そこで内政を担当したという。 これが、[[アルディア]]の元から独り立ちしたカルディスだという話もあるが、全ては伝説の域であり、それが真実かどうかは定かではない。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/karudelisu.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 カルディス・メネグレア -生没 [[アルファ]] (658~692?) -出身 [[ルディック]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- [[バルディゴス]]に殺害された兄[[ロールソレア]]の仇を討つため、正体を隠して仕官し、その天才的なまでの軍才で軍師として[[バルディゴス]]に接近する。 [[バルディゴス討伐連合軍]](684)との戦いでは、[[ルーズの戦い]]において最前線で自ら剣を振るい、生涯の宿敵となる[[レイディック]]、[[ラディア]]と戦場で出会い戦う。 そして、この戦いの最中に本性を現し、陣中で[[バルディゴス]]を討つと、単身[[ボルゾック]]に会見を申し込んだ。 当初はこの暗殺を、「目先の褒美欲しさに実行した小賢しい背信行為」として罵ろうとした[[ボルゾック]]だったが、[[カルディス]]が見せた書状により顔面蒼白となる。 それは、自分しか持っていないと思っていた「[[ロールソレアの密書]]」であった。[[ボルゾック]]は、連合軍結成に使用した名文が、他者から奪ったものだとは言えず、事実を黙ってもらう代わりに「兄である[[ロールソレア]]様の仇を討つ為、危険を承知で敵軍に潜入した、なんという美談」と、諸将にカルディスの戦果を説明しなければならなかった。 その後、カルディスは戦後処理の混乱に乗じて、「[[ルディック]]国内での反乱を防ぐため、自分に同調する者を集めて勢力をつくりたい」と提案、戦後処理に謀殺されていた[[ボルゾック]]は、適当な相槌でそれを承認した。 すると、カルディスは急ぎ本国に戻り、[[ゼノス]]や[[ゾイ]]といったあらかじめ用意していた人材を一斉蜂起させ、あっという間に[[ロー・レアルス]]国を作り上げてしまった。この建国劇はあまりにも用意周到で迅速だったため、かなり以前から根回しがされていたと思われる。 すなわち、カルディスにとってこの建国こそが目的であり、兄の仇をとることは己の野望を達成させるためのついでにすぎなかった。 新興国でありながら、周辺の国と鎬を削り、687年には[[偽帝討伐連合軍]]に参加して[[レイディック]]と共に戦うが、この戦いで[[ゲーリー]]国を滅亡させたことにより[[ロードレア]]国と国境は接触、その後[[ゼイレアンの戦い]](690)で[[レイディック]]と初めて国主として戦い、以後幾度となく戦火を交えることとなる。 その間にも[[ルディック]]国の[[テレサ]]軍を[[ソルドレイカの戦い]](691)完膚無きまでに叩き、[[ルディック]]国を急激に衰退させると、その隙を伺っていた後方の[[リューグ]]国軍[[キルレイツ]]隊を敗走させる。 [[ヴァーグリア]]国に敗れた[[リファードの戦い]]を除いては、負け戦を知らなかったが、[[レザベリアスの戦い]](692)において、[[ヴェリア]]の策、そして国主の座を狙う為密かにカルディスの死を望んでいた軍師[[メファイザス]]の策により、戦場深くにまで誘い出されて突然の戦死を遂げた。 偶然の一致とはいえ、[[蜉蝣時代]]の[[三大軍師]]のうち二人がかりで挑んでようやく倒せたという形になった。彼が[[蜉蝣時代]]の序盤において歴史に与えた影響は大きく、まさに炎の様に燃え盛った激しい生き様から、[[炎の化身]]と謳われた。 &bold(){人物} ---- -乱世の炎を身に纏い全てを焼き尽くして新たな秩序を作るような戦人だったと称されるが、時々見せる人間らしい表情が人々の心をつかみ、[[レイディック]]、[[ルーディア]]とはまた違った魅力で配下の将、民をひきつけた。 &bold(){生存説} ---- 瀕死の状態で[[レザベリアスの戦い]]から生還したという説は当時から存在していたが、主に流布されている話としては、この土地に住んでいた娘に救われ、山小屋で治療を受けていた、彼が目を覚ましたとき、既に[[メファイザス]]の政変が行われていたが、それまで燃え続けていた炎が燃え尽きたせいか、目をさましたカルディスから一切の野望は消えてしまい、歴史の表舞台に立つことを避け、[[アルディア]]の従者になった。その際、彼女について[[ロードレア]]国を訪問したこともあり、[[レイディック]]と会話を交わす。この時、相手の正体に気付いていながらも、[[アルディア]]の「あくまでも私の従者です」という言葉から、[[レイディック]]、[[ラディア]]はそれ以上何も問わなかった。 この話は、[[アルディア]]本人が書き残したものには一切記されていないが、世捨て人になったカルディスが「自分のことは記録に残さないでくれ」と依頼したためだという。 また、[[ベルザフィリス]]国の内政官にフレアという変わり者の男がいたが、彼が仕官する際、[[ガイヴェルド]]は「お前は何ができる」と聞くが、その男はフードを外さず、不敵な笑みを浮かべ「ただ、治世のみ」と答えた。その無礼さに怒った[[ガイヴェルド]]がフレアに詰め寄るが、フードの下から見えた男の鋭い眼光に動けなくなる、フレアは小さな声で「母上([[ルーディア]])の頼みで力を貸しに来た、ただし、治世のみだがな」と言い残して地方都市へ向かい、そこで内政を担当したという。 これが、[[アルディア]]の元から独り立ちしたカルディスだという話もあるが、全ては伝説の域であり、それが真実かどうかは定かではない。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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