シャラダン

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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/syaradan.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 シャラダン・ガルザード -生没 [[アルファ]] (生年不詳~1741) ※ただし生まれは[[ルーイガルド]] -出身 [[シャクティアナ]]帝国 -[[種族]] [[魔族]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- [[三魔王]]の一人。 [[ガルゾーマ]]、[[ジルダー]]と共に、無から全てを手に入れた実力者だが、二人が華々しい戦果に囲まれるのに対して、シャラダンは汚れ役を進んで引き受けていた。やがて手に入れた[[リヴォル]]帝国皇帝の地位に就くが、自らの半生を振り返った時、そこがあまりにも穢れていた事に絶望し、新たな人生を迎える事を機に、影武者のシャラダンを仕立て上げ、自らはリヴォル帝国四方将[[ボルド]]として第二の人生を送る。 リヴォル帝国は、[[アディス]]国、[[シーフィールド]]国、[[バーン]]国と常に戦いを続けてきたが、[[アディス]]国に攻め込み、[[リオネティアの戦い]]に勝利。更に援軍として[[ノアルスの戦い]]に出陣。[[ラ・ディアス]]帝国軍を、[[ガルゾーマ]]との共同戦線で完膚なきまでに叩き伏せる。 しかし、[[ヴァン・フレイ]]国の策により[[ガルゾーマ]]が討たれると、同胞である[[ジルダー]]がその敵討ちのため出奔。シャラダンは密かに息子の[[シュラ]]を使ってジルダーに情報を与えた。 その後、[[アルビス]]国に対抗する為、[[バーン]]国が提唱した[[リヴォル]]、[[フェングランド]]、[[バーン]]による[[三国同盟]]が結ばれると、彼は「シャラダンからの全権代理人ボルド」として、自ら各国の代表と同盟の杯を交わす。 更に[[アディス]]国が降伏の証として第三王子[[リフィティ]]を人質として送り込まれ、隣接国のほとんどを同盟国、または従属国とする。 こうして、磐石な体制を完成させたかにみえたシャラダンだが、戦闘に関しては比類なき強さを誇る魔王も、勝利した後の相手国に対する人心掌握や、外交関係、内政には関心を示さなかった為、勝利と引き換えに恨みを蓄積させていった。 [[バーン]]国の[[三国同盟]]と、[[アルビス]]国の[[三国連合]]による最大の決戦[[カオスギアの戦い]]には、[[四方将]][[イズ]]、[[グスタル]]を派遣するが、この戦いで三国同盟側は敗北、グスタルを戦死させ、他国の戦いで優秀な人材と兵力を失う事となる。 この戦いの後、[[ボルド]]と偽っていた自分こそが[[シャラダン]]だったことを明かして玉座に就く。[[バーン]]国がカオスギアの敗戦により内部より瓦解した為、[[アルビス]]国と直接対峙することとなった[[リヴォル]]帝国だが、その強さは健在であり、長年対峙してきた[[シーフィールド]]国と決着をつける[[ティファーナの戦い]]で苦戦しながらも勝利をおさめ、降伏同然の和議を結ばせる。 しかしこの戦いで受けた損害は大きく、更にその隙をつかれて城塞都市[[ミリアス]]を[[アルビス]]国に奪われる。 追い討ちをかけるように、[[アディス]]国から人質として送り込まれなていた[[リフィティ]]が、潜入部隊を手引きして、シャラダンの愛娘である[[ミリィ]]を誘拐する。 これは、偶然の一致などではなく、[[三国連合]]として連鎖した行動であったが、具体的に作戦を打ち合わせたのではなく、あくまでも「アルビス国が動いたならわれわれも」くらいの連鎖であったが、シャラダンに与えた心理的ダメージは想像以上に大きかった。 自ら軍勢を率いて[[アディス]]国への出陣を決意。[[アルビス]]国は、[[フェングランド]]国を牽制で動かしたが、既にフェングランド国が、アルビス国と裏で繋がり、裏切るまではいかないものの、サボタージュを取ることまでは気付いていなかった。 そして、[[アディス]]国へと進軍したシャラダンの元に、[[ミリィ]]の亡骸が[[リフィティ]]の手で届けられる。シャラダンは、[[アスタル]]と[[ベルンハルト]]に軍を任せ、自らは愛娘の亡骸と共に帰国した。 アディス国には主力部隊を残し、勝利を重ねながらも疲弊していった。 そして、帝国の疲労が限界に達したことを見透かして、[[アルビス]]国が出兵、[[スカルオーネの戦い]]において、[[リヴォル]]帝国は建国以来はじめての大敗を喫する、更に主力部隊が[[アディス]]国攻めで釘付けにされている間に、[[アルビス]]国軍は帝都に到着、シャラダンは一人これを迎え撃つが、アルビス国の総攻撃によって城は陥落、自らは[[人魔融合]]の力を手に入れた、[[ジルダー]]の子飼いであった[[ベルバット]]の乱入を受け、討ち果たされる。 &bold(){人物} ---- -[[シャラダン]]は決して智謀の人ではなく、どちらかといえば猪突の趣を持つ武人であったが、[[ガルゾーマ]]、[[ジルダー]]といった他の魔王と唯一違う点は、「現実的」であるということであった。その生き様や言動の全てが伝説になるかの様に、レッドカーペットの上を歩き続けた[[ガルゾーマ]]、翼の魔王として畏怖を与え続けた[[ジルダー]]、彼らの生き方は、自分達の生死すら演出し、どこか芝居染みた部分があった。しかし、[[シャラダン]]はそういった伝説的な生き方を選ばず、二人には到底届かないという自らの身の程をよく知り、現実的で確実な方法を取り続けていた。 -彼は決して人望がなかったわけではない。しかし、戦い以外の政略に興味を持たないその姿勢から、数々の火種を消さずに残していた。それらが数年の時を経て、自らの身に災いとなって復讐してきたのである。 &bold(){関連項目} ---- -[[LUNATIC DESTINY]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/syaradan.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 シャラダン・ガルザード -生没 [[アルファ]] (生年不詳~1741) ※ただし生まれは[[ルーイガルド]] -出身 [[シャクティアナ]]帝国 -[[種族]] [[魔族]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- [[三魔王]]の一人。 [[ガルゾーマ]]、[[ジルダー]]と共に、無からはじめて[[リヴォル]]帝国を手に入れるまで登りつめた実力者だが、二人が華々しい戦果に囲まれるのに対して、シャラダンは汚れ役を進んで引き受けていた。やがて手に入れた[[リヴォル]]帝国皇帝の地位に就くが、自らの半生を振り返った時、そこがあまりにも穢れていた事に絶望し、新たな人生を迎える事を機に、影武者のシャラダンを仕立て上げ、自らは[[リヴォル]]帝国[[四方将]][[ボルド]]として第二の人生を送る。 [[リヴォル]]帝国は、[[アディス]]国、[[シーフィールド]]国、[[バーン]]国と常に戦いを続けてきたが、それまでの均衡状態は突如崩れ、[[アディス]]国を[[リオネティアの戦い]]にて半壊させ、更に援軍として[[ノアルスの戦い]]に出陣し、[[ラ・ディアス]]帝国軍を[[ガルゾーマ]]との共同戦線で完膚なきまでに叩き伏せた。 しかし、[[ヴァン・フレイ]]国の策により[[ガルゾーマ]]が討たれると、同胞である[[ジルダー]]がその敵討ちのため出奔。シャラダンは密かに息子の[[シュラ]]を使って[[ジルダー]]に情報を与えた。 その後、[[アルビス]]国に対抗する為、[[バーン]]国が提唱した[[リヴォル]]、[[フェングランド]]、[[バーン]]による[[三国同盟]]が結ばれると、彼は「シャラダンからの全権代理人ボルド」として、自ら各国の代表と同盟の杯を交わす。 更に[[アディス]]国が降伏の証として第三王子[[リフィティ]]を人質として送り込まれ、隣接国のほとんどを同盟国、または従属国とするほどの力を見せ付けた。 こうして、磐石な体制を完成させたかにみえたシャラダンだが、戦闘に関しては比類なき強さを誇る魔王も、勝利した後の相手国に対する人心掌握や、外交関係、内政には関心を示さなかった為、勝利と引き換えに恨みを蓄積させていった。 [[バーン]]国の[[三国同盟]]と、[[アルビス]]国の[[三国連合]]による最大の決戦[[カオスギアの戦い]]には、[[四方将]][[イズ]]、[[グスタル]]を派遣するが、この戦いで[[三国同盟]]側は敗北、[[グスタル]]を戦死させ、他国の戦いで優秀な人材と兵力を失う事となる。 この戦いの後、[[ボルド]]と偽っていた自分こそがシャラダンだったことを明かして玉座に就き、軍の再編成を行う。 [[バーン]]国がカオスギアの敗戦により内部より瓦解した為、[[アルビス]]国と直接対峙することとなった[[リヴォル]]帝国だが、その強さは健在であり、長年対峙してきた[[シーフィールド]]国と決着をつける[[ティファーナの戦い]]で苦戦しながらも勝利をおさめ、降伏同然の和議を結ばせる。 しかしこの戦いで受けた損害は大きく、更にその隙をつかれて城塞都市[[ミリアス]]を[[アルビス]]国に奪われる。 追い討ちをかけるように、[[アディス]]国から人質として送り込まれなていた[[リフィティ]]が、潜入部隊を手引きして、シャラダンの愛娘である[[ミリィ]]を誘拐する。 これは、偶然の一致などではなく、[[三国連合]]として連鎖した行動であったが、具体的に作戦を打ち合わせたのではなく、あくまでも「[[アルビス]]国が動いたならわれわれも」くらいの連鎖であったが、シャラダンに与えた心理的ダメージは想像以上に大きかった。 シャラダンは、自ら軍勢を率いて[[アディス]]国への出陣を決意。[[アルビス]]国は、[[フェングランド]]国を牽制で動かしたが、既に[[フェングランド]]国が、[[アルビス]]国と裏で繋がり、裏切るまではいかないものの、サボタージュを取ることまでは気付いていなかった。 そして、[[アディス]]国へと進軍したシャラダンの元に、怨恨によって殺害された[[ミリィ]]の亡骸が[[リフィティ]]の手で届けられる。シャラダンは、[[アスタル]]と[[ベルンハルト]]に軍を任せ、自らは愛娘の亡骸と共に帰国した。 [[アディス]]国には主力部隊を残したが、存亡の危機ということもあり[[アディス]]国の抵抗は凄まじく、[[リヴォル]]帝国軍は勝利を重ねながらも疲弊していった。 そして、帝国の疲労が限界に達したことを見透かして、[[アルビス]]国が出兵、[[スカルオーネの戦い]]において、[[リヴォル]]帝国は建国以来はじめての大敗を喫する。更に主力部隊が[[アディス]]国攻めで釘付けにされている間に、[[アルビス]]国軍は電光石火の進軍によって帝都に到着、シャラダンは一人これを迎え撃つが、[[アルビス]]国の総攻撃によって城は陥落、自らは[[人魔融合]]の力を手に入れた、[[ジルダー]]の子飼いであった[[ベルバット]]の乱入を受け、討ち果たされる。 &bold(){人物} ---- -[[シャラダン]]は決して智謀の人ではなく、どちらかといえば猪突の趣を持つ武人であったが、[[ガルゾーマ]]、[[ジルダー]]といった他の魔王と唯一違う点は、「現実的」であるということであった。その生き様や言動の全てが伝説になるかの様に、レッドカーペットの上を歩き続けた[[ガルゾーマ]]、翼の魔王として畏怖を与え続けた[[ジルダー]]、彼らの生き方は、自分達の生死すら演出し、どこか芝居染みた部分があった。しかし、[[シャラダン]]はそういった伝説的な生き方を選ばず、二人には到底届かないという自らの身の程をよく知り、現実的で確実な方法を取り続けていた。 -彼は決して人望がなかったわけではない。しかし、戦い以外の政略に興味を持たないその姿勢から、数々の火種を消さずに残していた。それらが数年の時を経て、自らの身に災いとなって復讐してきたのである。 &bold(){関連項目} ---- -[[LUNATIC DESTINY]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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